【2024年】SEO対策とは?上位表示させるやり方を解説
WEBサイトをSEO対策で上位表示させるためには、Google検索エンジンの仕組みや検索エンジンがどのようなルールに基づいてWEBサイトを評価しているかSEO対策のやり方(ルール)を理解する必要があります。
Google検索エンジンの「ルール」と「評価基準」を理解すれば、自ずと自社のホームページを上位表示させるために必要な「SEO対策やり方」にたどり着けます。本質的なSEO対策の考え方から「SE0内部対策」「コンテンツSEO」「競合サイト分析」など上位表示を達成するために必須なSEO対策のやり方手法を全てまとめて解説します。
この記事を読めば、自社のWEBサイトに最適なSEO対策やり方を見つけて、最小限の労力で競合サイトより上位表示させるための方法がわかります。
SEO対策の外注をご検討されている企業ご担当者の方は、SEO対策の費用相場を施策別の【料金早見表】・SEO対策の依頼をする前に見て欲しい「選び方」と「予備知識」で解説をご覧ください。
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SEO(検索エンジン最適化)とは?
SEO対策を正しく実行するために、まず『SEO』について正しく理解する必要があります。SEOとはSearch Engine Optimization(検索エンジン最適化)の略で検索エンジンでユーザーがキーワード検索した時に上位表示させるために行う検索エンジンに対して行うアプローチです。
国内の検索エンジンシェアとしては以下の通りです。
国内シェアの約93%がGoogleとYahoo!で占められています。ここで大切なことが2010年にYahoo!検索エンジンはGoogle検索エンジンをコアエンジンとして採用したため、実質国内93%がGoogle検索エンジンで占められているのです。
そのため日本でSEO対策する場合は、SEO対策≒Google検索エンジン最適化と理解しておけば問題ありません。
関連記事:【完全版】BingのSEO対策ノウハウと情報を全て公開
SEOで検索順位が決定する仕組み
Google検索エンジンがURLを発見して、データベースに保存してランキング後サイト表示させるまでには以下の行程が実施されます。
クローリング
インターネット上に公開されたWEBサイトをGoogleクローラー(bot)がリンクを伝って巡回(クローリング)します。
ディスカバー(URLの発見)
クローリングしながら、ネット上に無数に存在するWEBページのURLを認識していきます。
発見の方法は大きく以下の2つです
① sitemap.xmlから発見する
② リンクを辿り発見する
インデックス
クローリングして集めたWEBサイト情報をGoogleのデータベースに格納します。格納されて初めてGoogleにWEBサイトの存在や情報を認識してもらえます。
ランキング(順位付)
格納した世界上のWEBサイトから、ユーザーが検索したキーワードに対してGoogle検索エンジンの無数のアルゴリズムから役に立つWEBサイトをランキングして検索画面に反映させます。
参考:検索の仕組み | 検索アルゴリズム (google.com)
関連記事:検索順位を上げるために知っておきたい、Google評価基準のポイントを解説。
SEO対策のメリットとデメリット
SEO対策を行うことで多くのメリットがありますが、同時にいくつかのデメリットもあります。以下表に、SEO対策のメリットとデメリットを項目毎に表しています。
比較項目 | SEOメリット | SEOデメリット |
---|---|---|
トラフィック数 | 一度上位にランクされると長期にわたりトラフィックが増加。 | 効果が現れるまでに時間がかかる。 |
コスト | 長期にわたりコスト効率が良い。PPC広告よりも継続的な費用が低い傾向にある。 | 初期のSEO対策にはコストと時間の投資が必要。 |
ブランド信頼性 | 検索結果の上位表示はブランドの信頼性を向上させる。 | アルゴリズムの変更により、突然のランキングの変動が信頼性に影響を及ぼす可能性がある。 |
市場競争力 | 競合他社よりも上位に表示されることで市場での可視性が向上する。 | 競合が同様のSEO努力を行うため、一定のポジションを維持するためには継続的な最適化が必要。 |
持続可能性 | 持続可能なトラフィック源となり得る。 | SEOは定期的な更新と改善を要求するため、その努力を怠ると古くなったり関連性を失ったりする。 |
予測可能性 | トラフィックの増加は比較的予測可能で、長期的な戦略に基づいて計画できる。 | 検索エンジンのアルゴリズムは予告なく変更されるため、その影響は予測が困難。 |
SEO(検索エンジン最適化)とリスティング広告(検索連動型広告)の特性やメリット、そして注意すべきデメリットを知りたい方は、SEOとリスティング広告の違いと特徴メリット・デメリットを解説をご覧ください。
SEO対策の費用対効果について
SEO対策は、マーケティングにおいて非常に費用対効果が高い施策です。
現状置かれている状況を把握して、どれくらいの効果が期待できるのかを予測することもできます。
画像は、弊社の過去1年間のトラフィックデータです。
画像の通り、トラフィック数が増え問い合わせが増えるまでには早くて半年から1年程必要ですが、SEOがうまくいった場合広告費用をかけず検索経由から問い合わせを獲得することができます。
このように、SEO対策をおこなって、特定のキーワードで上位を獲得すれば、広告費や人件費をかけることなく、サイト集客が可能です。
【関連記事】SEO対策にかかる費用【まとめ完全版】外注料金相場と業者選定ポイントを徹底解説。【関連記事】「SEO業者への依頼で失敗しないために必ず見て欲しい「予備知識」と「業者選定方法」
SEO対策を実践する前に理解すべきGoogleのルールとは
現在(2024年時点)SEO対策をする上で、必ず知っておくべきGoogleのルール(サイト評価基準)があります。それはGoogleが公式HPに記載している「Googleの理念/考え方」を読み解くとGoogleがどのような基準でサイトを評価しているかを理解できます。
Google が掲げる 10 の事実
1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
2. 1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
3. 遅いより速いほうがいい。
4. ウェブ上の民主主義は機能する。
5. 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
6. 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
7. 世の中にはまだまだ情報があふれている。
8. 情報のニーズはすべての国境を越える。
9. スーツがなくても真剣に仕事はできる。
10. 「すばらしい」では足りない。
Googleはユーザーを最も重要視している
Googleはユーザーにとって利便性や満足度が高いサイト、
ユーザー目線に立って制作されたWEBサイトを限りなく評価できるようにするため、日々アップデートを繰り返しています。
結論、Googleが一番大切にしていることはユーザーです。なぜならユーザーに使ってもらわなければサービスが成り立たないからです。
結果、ユーザーにとって役に立つ有益なサイトを作ることが上位表示→アクセス数UP→問い合わせ数を増やすためのSEO対策やり方です。
参考URL:「高品質評価ガイドライン」参考URL:「ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)」
最新のSEOはサイト全体を最適化する
現在のSEO対策で上位表示させるためには、サイト全体で訪れたユーザーが顕在〜潜在検索ニーズ、悩みを全て解決することができるサイトを提供(作成)する必要があります。
数年前のSEOでは1ページでも内容がよければ上位表示されましたが、
これからのSEO対策で上位表示させるためには、1つのページでユーザーが検索したキーワードに対して顕在的なニーズを満たすだけでなく、そこから関連した潜在的なユーザーニーズを満たし解決できる関連コンテンツを1つのサイトに網羅的に掲載してあるサイトを作成する必要があります。
ユーザーの検索ニーズを網羅してサイト全体でユーザー満足度を高める検索体験をしてもらうためのコンテンツSEO詳細は、コンテンツSEOの極意とは|検索順位とCV数を向上させる戦略伝授をご覧ください。
E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)
E-E-A-Tとは、2022年12月15日に検索品質評価ガイドラインの更新された際、従来の「E-A-T」に「E(経験)」が加えられた「Experience(経験)」「Expertise(専門性)」「Authoritativeness(権威性)」「Trustworthiness(信頼性)」の略になります。
昨今、AI技術革新によりAIツールで自動でページや記事(文章)を生成することが可能です。あくまで筆者の考察ですが、Googleは検索上位コンテンツがAIで自動生成したコンテンツで埋めつくされるのを防ぐためにこの度「経験」という品質ガイドラインを追加し、AI自動生成コンテンツへの対策を講じているのだと考えます。今後もAI自動生成コンテンツに対するスパムアップデートが実施されていくことが予想します。
最新のSEOで重要なページエクスピリエンス
Googleがサイトを評価する際に大切な概念で「ページエクスピリエンス」というものがあります。ページエクスピリエンスは2021年8月にGoogle検索エンジンのアルゴリズムに大きく反映された指標です。現時点ではモバイルブラウザのみ反映されています。
「Googleは、ページエクスペリエンスが劣っていても、全体的に価値の高い情報を含むページを上位にランキングするようにしています。」
引用:Goole検索セントラル ページ エクスペリエンスの Google 検索結果への影響について
ページエクスペリエンスは以下の計5つの指標から成り立ちます。
①「Core Web Vitals」→Googleがユーザーが使いやすいサイトかを判断する際特に重要視する3つの指標
②「モバイルフレンドリー(MFI)」→MFIはモバイルファーストインデックスの略称で、PC向けのページではなくモバイル向けページを評価対象にする基準です。スマホ表示にウェブサイトが対応しているか モバイルフレンドリーテスト
③「セーフブラウジング」→サイト内にユーザーにとって害のあるコンテンツ内容が含まれていないか [セキュリティの問題] レポート
④「HTTPS」→サイトURLがhttps化されているか HTTPSでサイトを保護する
⑤「インタースティシャル」→サイト内に外部広告や外部サイト紹介などユーザーのサイト閲覧を邪魔するモノがないか
コアウェブバイタルについて
コアウェブバイタルはページエクスピリエンスの1つの指標である「Core Web Vitals」は2021年6月から段階的に導入されていて2022年のSEO対策に必須の指標です。サイトがユーザーに対して表示される際のユーザビリティの観点で大切な指標となります。
「Core Web Vitals」は以下の3つの指標から成り立ちます。
- LCP(Largest Contentful Paint):ページの表示速度を測る指標。ページの読み込みを開始してから2.5秒以内に最も大きなコンテンツが表示
- FID (First Input Delay) :ユーザーの応答性を測る指標。クリックやタップしてから100ミリ秒以内にアクションに対して反応
- CLS (Cumulative Layout Shift) :視覚の安定性を測る指標で、レイアウトのズレや崩れを独自に数値化・評価。0.1未満のCLSを維持
コアウェブバイタル対策に必要なツール
Lighthouse
LighthouseはGoogleが無料で提供しているサイト調査ツールです。調査内容はコアウェブバイタルを初め、ページエクスピリエンス指標を網羅しています。
Lighthouse – Chrome ウェブストア (google.com)
PageSpeed Insights
PageSpeed InsightsもGoogleが無料で提供しているツールです。PC /モバイル2つのサイトスピードを100点満点で測定してくれ、改善ポイントも具体的に指摘してくれるため必須のSEOツールです。
PageSpeed Insights (google.com)
本質的な3つのSEO対策
Google検索エンジンのアルゴリズム指標は無数にありブラックボックス化しています。しかし、Googleがサイトを評価するための基準の本質は以下の3つに集約されると考えています。
さらに本質3つを具体的なSEO対策のやり方に落とし込むと
「SEO外部対策」「SEO内部対策」「コンテンツSEO」
の3つのSEO対策となり、3つの掛け算で検索順位のランキングが決定します。3つの掛け算の総合値のようなもので、Googleアルゴリズム評価指標に乗っ取り、競合サイトと比較されて相対的にGoogleからどのページが検索ユーザーにとって有益なページかで順位が下されます。
SEO外部対策
SEO外部対策とは被リンク獲得やネット上にサイト情報を増やすことでGoogleからサイトの評価を高めるSEO対策です。
Google検索エンジンは「Googleが上げる10の真実」の以下の4つ目に記載の通り、多くの関連性のあるWEBサイトから被リンクを獲得しているサイトを人気があるサイトと判断します。
そして被リンクとサイテーションを質、量、関連性に基づいて定量化したものが、ドメインランク(DR)やドメインパワーとよばれ、SEO業界では競合調査やサイト分析をする際に重要視しています。
「Ahrefs」「Moz」「Ubbersuggest」などのSEOツールが独自で算出できます。
ここで大切なことはどれだけ内部施策やコンテンツSEO対策をしても、このドメインパワーが競合サイトに比べ低いと上位表示できないことです。
健康アップデートでサイト運営元の信頼性を重要視するアルゴリズムが組み込まれ、信頼性や権威性のある国や機関、法人が運営するサイトが上位表示されやすくなり、個人サイトやYMYL領域での上位表示が難しくなりました。そこで登場した概念として「E-A-T」です。
E-A-TとはGoogleが以下3つの頭文字を取って名付けたサイトを評価づけるために定めた概念で
Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)の3つから成り立ちます。
3.2 専門知識、信頼性、信頼性(EAT)の詳細
ウェブページ/ウェブサイトが有する専門知識、権威、信頼性(EAT)の高さは非常に重要です
General Guidelines(検索品質評価ガイドライン)
「どんなサイトが発信しているコンテンツなのか」が重視されている
以下の3つのような信頼性・権威性の高いサイトをGoogleは評価します。
- ユーザーが専門的だと思える経歴のある人物は発信しているサイト
- サイトの運営者が業界トップクラスの企業や政府機関の担当者など
- 特定のジャンルについての良質なコンテンツが網羅されている専門的なサイト
サイトの信頼性や権威性を数値化したものがドメインパワーのため、上位表示を狙う際に競合サイトのドメインパワーが自社サイトより明らかに高い場合、SEO内部対策やコンテンツ記事作成をどれだけ頑張っても上位表示されないので事前に競合サイトの調査をすることを強くオススメします。
自社のドメインパワーと、狙っている検索キーワードの競合のドメインパワーを比較して著しく劣っている場合は、高品質なコンテンツを作成しても上位表示が難しいです。競合サイトの調査方法について詳しく知りたい方は「【競合他社】サイトのアクセス数・PV数を調べる方法」をご参考ください。
ドメインパワーが及ぼすSEO効果とドメインパワー向上させる方法について詳しく知りたい方は「ドメインパワーが検索順位に与える影響とSEO効果について解説します」をご覧ください。
常に最新情報をページに記載する
Google検索エンジンの評価指標で、フレッシュネス指標と呼ばれる検索順位に大きく関連する指標があります。
フレッシュネスとはページの「更新頻度」のことを指します。Webサイト上でどれくらいの頻度で新規ページ(記事)がアップロードされているかや、既存ページ情報の追加修正(リライト)がされているかをサイトの評価する指標です。フレッシュネス(更新頻度)を高めることで、検索エンジンに「頻繁に更新されているサイトだから信頼できる」と認識させることができます。
今すぐできる外部対策手法一覧
①プレスリリースを配信した被リンク獲得
②関連メディア寄稿による被リンク獲得
③グーグルアラートを使った被リンク獲得
④検索コマンドを使った被リンク獲得
⑤まとめ記事への掲載依頼
上記以外にも以下工夫をすることで、被リンクを獲得しやすくなります。
関連記事:被リンクとは?獲得方法17選効果のあるリンクの基準について解説
SEO内部対策
Googleクローラー(サイトを読み取る機械)にサイト内容を100%正しく伝えるための対策です。
人間視点のサイトと検索エンジン視点のサイトは異なります。
上位表示に効果が高い内部対策項目一覧
ユーザーに対して魅力的に見えるサイト内容を検索エンジンにも魅力的に見えるように内部施策をします。内部対策は数多くありますが、検索上位表示に大切な内部対策を紹介します。
【内部SEO対策について詳しく知りたい方向け】内部SEOとは?の疑問を全て解決!初心者でもわかりやすく対策手順を図解。
titleタグの最適ユニーク化
タイトルタグはページ毎に設定するタグで、検索表示画面に反映されるタグのためGoogleへ認識させるためのタグであると共に、ユーザーからのクリックを誘発させえう文章にする必要があります。ページ毎にタイトルタグを設定できるため、全てのページのタイトルタグをページ内容毎に作成して入力しましょう。パソコン画面に表示される29文字以内に収めるのが理想です。
またそのページ内容に合った最適な対策キーワードを散りばめてください。この際、不自然にキーワードを多用すると逆にGoogleからマイナス評価となりますので注意が必要です。
SEOに効果的なタイトルタグの付け方や押さえておきたいポイントについて詳しく知りたい方は、SEO評価の高いタイトル付け方【完全版】文字数と設定手順を解説をご覧ください。
descriptionタグの最適ユニーク化
Googleでのディスクリプションの表示数はパソコンが120文字前後、スマホが50文字前後なので対象ユーザーがよく使用するデバイスに合わせた文字数入力をオススメします。
hタグなどの見出しタグを適切に設定
対策キーワードに合わせた見出し(h1タグ)を設定します。hタグは対象ページを検索エンジンにページ内容を表す重要なタグのため、対策キーワードや共起後を含めてしっかりと記述してください。
対策キーワードに合わせた見出しタグを設定することでGoogleにページ内容を正しく正確に伝えることができます。
▼タグ設定参考例
関連記事:hタグとは?見出しタグの正しい使い方とSEO効果を解説
hタグ階層構造の整理
h1タグはページを表す大見出しなので各ページ1個。
h2タグは中見出しで段落にあたるため1ページに複数個
h3は段落毎の小見出しのイメージでh2タグに対して複数個のようなイメージで
人間で言うと見出しや段落に当たるものが、Googleでいうとhタグなので階層分けをしてページ構成内容をきちんと伝えるようにタグ設定しましょう。
SEOキーワードのタグ設定方法について
詳しいSEO対策キーワードの設定方法について知りたい方は「SEOキーワードの入れ方コツを公開」をご覧ください。
画像にalt属性を設定
Google検索エンジンは画像内容をきちんと認識することがまだできません。
そのため画像にキーワードを設定するための「Altタグ」を画像全てに入力してGoogleに正しく画像内容を伝えましょう。
パンくずリストの設置
▼パンくずリスト
パンくずリストは
①ユーザビリティの観点 (回遊率に影響) ②クローラの巡回を助けクローラビリティの向上
の2つの観点から必須で設置しておくべき対策です。
サイトスピード改善
サイトスピードはユーザビリティの観点から検索エンジンから評価されるために重要な評価基準の一つです。Googleが無料で提供する「PageSpeed Insight」というツールでサイトのスピードを測定して、パソコンとモバイル両方とも70点以上を計測できれば合格点です。
内部リンクの構築
内部リンク構築はサイトの評価を大きく上げることのできる、内部対策の中で1、2位を争うほど検索上位への鍵を握る対策です。
内部リンクはクローラーが巡回する導線となり大きく以下の3つの効果があります。
・クローラーが巡回するの網(内部リンク)を張り巡らして新規コンテンツのインデックスを早める。
・コンテンツの情報を最大限認識してもらうためにも、内部リンクでクローラーを誘導する。
・記事同士の関連性を高め、網羅性・専門性・権威性をサイト全体で伝えることができる。
リンク先ページとの関連性やページランク(ドメイン内のページの重要度の相対評価)を考慮してリンクを構築します。
上手に内部リンクを設計できるとリンク元とリンク先の両ページの品質が高めることができます。
サイト全体の検索順位を押し上げるための内部リンク貼り方を知りたい方は「内部リンクとは?SEO効果の高い内部リンク対策」をご覧ください。
アンカーテキスト設定
アンカーテキストを設定することで、リンク先のページがどのようなページなのかをGoogleに伝えることができます。リンク先の内容がわかるようにキーワードを入れたテキストが理想です。
【良くない例】リンク先のURLをそのまま設置したり、内容がわからない設定は「この記事をご覧ください」「ここをクリック」「関連記事はこちら」などです。
重複コンテンツの解消
重複コンテンツとは、同じページ内容に辿り着けるURLが複数ある状態を指します。
例えば以下4つのようなケースが代表的重複ページの例です
1.URL末尾のindex.htmlの有り無し
2.www の有り無し、サブドメイン
3.PC用とモバイル・スマホ用で、コンテンツは同じだがURLが異なる
4.http httpsの複数ページ
重複ページは下記Google公式ガイドラインにも記載の通り、ページ評価が分散されGoogleから正しいページ評価をされなくなる恐れがあるため、早急に解決する必要があります。
関連記事:SEOのキーワードカニバリゼーションとは?解消方法とおすすめツール3選
コンテンツSEO
コンテンツSEOとは、「検索上位表示のために検索ユーザーのニーズや悩みを解決できるコンテンツを網羅する必要があります1つのページで断片的なニーズを満たすだけでなく、そこから関連したユーザーの検索的ニーズや悩みを解決するコンテンツを制作してサイト上に網羅的させる」対策です。
上位表示をするには、サイト全体でユーザーに検索体験を提供する必要があります。
これまでのGoogleは1つのコンテンツで検索ユーザーの悩みを解決できていれば上位表示できましたが、現在はGoogle検索ユーザーの悩みを解決できるコンテンツが網羅されているサイトが評価され上位表示さされるため、対策が必須となりました。
Googleが公式に発表する検索体験についての概念を「ユーザーエクスピリエンス」と呼び、Google公式サイトに重要な指標として掲載してあります。
- ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。引用元Google が掲げる 10 の事実
一般的なガイドライン※引用元:ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン) – Search Console ヘルプ
- Google がページを検出できるよう手助けする
- Google がページを理解できるよう手助けする
- 訪問者がページを利用しやすいよう手助けする
現在のコンテンツSEOは量より質が大切
SEOコンテンツとしての品質が低いページでサイトが網羅されていても、サイトの評価を高めることはできません。良質なコンテンツを制作にウェブサイト内に網羅的に掲載することで、ユーザーとGoogleからの評価が上がり、結果上位表示が可能になります。
コンテンツSEO概要や上位表示させる具体的な記事作成方法を知りたい方はこちらをご覧ください。【関連記事】SEO対策の記事書き方【19原則】文章構成の作成方法を詳しく解説
SEOライティングを詳しく知りたい方は、考え方とテクニック、ノウハウを全てまとめた「SEOライティングの基本!上位獲得が狙えるコツやテクニックを徹底解説」をご覧ください。
ユーザの検索意図を網羅したコンテンツとは
ホームページを見てもらいたいターゲットユーザーに対して、コンテンツを作成するときに思いつきや主観で、ユーザの求めていることを考えてしまうと、現実と大きな乖離があることがあります。
そこでユーザの求めていることを分析するときは、客観的な事実に基づいてコンテンツ制作を行います。
Googleキーワードの検索回数、Google検索の関連ワード、Google検索結果画面、Googleキーワードプランナー、ヤフー知恵袋などのQ&Aサイトの質問などから客観的事実に基づいてニーズや検索意図を把握してサイト内に掲載します。
関連記事:SEOにおける共起語とは?関連語、サジェストキーワードとの違いを解説
検索順位は相対的に決定する
コンテンツSEOで検索上位させるために常に意識すべきことが、検索順位は常にGoogle検索エンジンがアルゴリズムに基づいて競合サイトとどちらがユーザーが検索したキーワードに対して検索意図を見たして有益なサイトなのかを判断して相対的に順位付けしているということです。
SEOは相対的に評価されることから、自社の商材や扱うジャンルで競合となるサイトと自社サイトの差分を認識して、足りない部分は埋めつつ競合サイトにはない自社のオリジナル情報やコンテンツを掲載することが相対的に勝つために大切です。
競合のコンテンツにはない深い悩みの発見や解決方法を掲載できればGoogleに評価されます。
SEO対策キーワードの決め方
複数の狙っているキーワードで上位表示させるためには、ターゲットユーザーが検索するであろうキーワード、且つ競合サイトと自社サイトを比較して上位見込みがあるキーワードをSEO対策で狙う必要があります。この対策キーワード選びが、検索上位表示ための鍵となります。キーワードを選定するために必要なことが4つあります。
ターゲットユーザーが検索するキーワードを把握する
仮に狙いたいターゲットを「SEO対策を外注したいユーザー」とした場合、SEO対策を外注したいユーザーが調べるであろうキーワードの種類や数を調査する必要があります。
まだニーズが顕在化していない潜在層が検索するキーワードから、既にニーズが顕在化しているキーワードなど検索キーワードには、フェーズ毎の検索キーワードがあります。
SEO業界では対策するキーワード群を月間検索回数で、3つにカテゴライズしています。
・ビッグキーワード
月間検索ボリューム(目安)1万回以上のキーワードを業界用語で「ビックワード」と呼びます。
語数は1語(目安)が多く例えば「SEO」です。
・ミドルキーワード
月間検索ボリューム(目安)1000〜1万回以上キーワードを「ミドルキーワード」と呼びます。
語数(目安)は2語が多く例えば「SEO 会社」「SEO 対策」です。
・ロングテールキーワード
月間検索ボリューム(目安)1000未満のキーワード「ロングテールキーワード」と呼びます。
語数(目安)は3語が多く例えば「SEO対策 会社 おすすめ」です。
対策キーワードの月間検索ボリューム
対策したいキーワード毎の月間検索ボリュームを調査して下記のようなイメージでまとめます。調査ツールは次のステップで紹介します。
SEOキーワードの選定は、SEO対策の成功を左右するほど重要な工程です。競合サイトに効率よく検索上位表示させるためのキーワード選定する基準と実際の選定の手順を詳しく知りたい方は「SEOキーワード選定のやり方(コツ)初心者でも1から実践できる選び方手順をお伝えします」をご覧ください。
競合サイトと比較して対象キーワードの上位表示見込み
選定したキーワード群の検索ボリュームを確認できたら、次は対策キーワードの1ページ目に表示されている競合サイトを調査します。
その際の調査ポイントは大きく以下の2つです。
・ドメインパワーを比較する
ドメインパワーとはWebサイトの被リンクを質、量、関連性に基づいてわかりやすく定量化した数値で100点が満点で計測されます。ドメインランク(DR)とよばれる指数自社のドメインパワーと、狙っている検索キーワード上位1ページに表示されている競合のドメインパワーを比較します。以下のツールでドメインパワーを無料で計測できます。上位1ページ目に表示されているサイト群と比較してあくまで参考イメージですが、ドメインパワーが40以上離れている場合は、高品質なコンテンツを作成しても上位表示が難しいです。
Ubersuggestツール:ドメインパワー計測URL
ドメインパワー概要、ドメインパワーが及ぼすSEO効果とドメインパワー向上させる方法について詳しく知りたい方は「ドメインパワーが検索順位に与える影響とSEO効果について解説します」をご覧ください。
・コンテンツ量を比較する
狙っている検索キーワードのテーマで競合サイトがどの程度コンテンツを保有しているかを確認します。新たにコンテンツSEOを取り組む際は、少量のコンテンツでも上位表示可能なテーマやキーワードを選ぶことをオススメします。競合サイトの保有コンテンツを調査するために使える方法は以下の2つです。
「site:」検索:「site:」の横に調査したい競合サイトを入力して検索すると。Googleにインデックスされているページ数の概算を出してくれます。競合サイトの保有ページ数を把握するために使用します。
「site:」「allintitle:」検索: 「site:」調査したい競合URL「allintitle:」対策キーワードを掛け合わして検索することで、競合サイトURLにGoogleに指定したキーワードをタイトルに含むページ数を算出してくれます。
対策費用対効果を見込めそうか
SEO対策は時間もお金もかなり費やします。たとえ上位表示できても、事業の費用対効果が合わなかったらとても残念なので事前にいくらかかるか相場を知っておくことで失敗の率を下げることができます。
SEO対策の費用対効果や外注相場について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください【関連記事】SEO対策にかかる費用【まとめ完全版】外注料金相場と業者選定ポイントを徹底解説。
SEO業者へ依頼する前に最低限必要な「予備知識」と「業者選定方法」を「SEO業者への依頼で失敗しないために必ず見て欲しい「予備知識」と「業者選定方法」におまとめしたので、これから依頼をご検討されている方はぜひご覧ください。
キーワード選ぶ際に使用するおすすめSEO対策ツール
①対策キーワードに関連するキーワード調査ツール
対策キーワードを入力するだけで、関連するキーワードを無料で一括で教えてくれるツールです。キーワードを選定する際に、漏れなく抽出するために使用するツールです。
②対策キーワードボリュームと関連キーワードを抽出ツール
GoogleキーワードプランナーはGoogleが提供しているツールで一部無料で使えますが、詳しく検索ボリュームを表示するにはGoogle広告に課金する必要があります。関連キーワードやラッコキーワードで集めたキーワード群のキーワード毎の検索ボリュームを調べる際に使用するツールです。関連キーワードも合わせて表示してくれるためとても便利なツールです。
関連記事:関連キーワード【完全版】SEO対策における効果的な活用方法を解説
③サイト流入キーワードやドメインパワー/被リンク状況調査ツール
有料ツールですが、現場のWEB担当者使用率が最も高いツールです、URLを入力してボタンを押すと対象サイトの流入数、流入キーワードやキーワード順位、ドメインパワーや被リンク状況などSEO対策に必要な情報を網羅しています。欠点としては、英語で見た目が細かいため初心者には扱いづらい点です。
自社と他社サイトのアクセス分析のやり方と分析ツールをまとめた記事【関連記事】自社と競合サイトのアクセス数を調べる方法
検索順位別のSEO対策やり方
検索順位毎に順位が上がらない理由とその対処方法をそれぞれ記載いたします。
対策キーワードで50位以下のSEO対策やり方
50位以下のページはGoogleにページを読み取られていないもしくは、ページ内容が全く評価されていません。考えられる理由毎に対応策を記載いたしましたので一度ご確認してみてください。
①Googleにサイトやページが伝わっていない
サイトやページがGoogleに伝わっていないため基本的なSEO内部対策を網羅する必要があります。
②ページ内容が検索意図と大幅にズレている
ユーザーとGoogleから評価されるコンテンツSEO対策を実施する。
③ドメインパワーとコンテンツ量が著しく劣っている
競合サイトのドメインパワーとコンテンツ量で圧倒的に劣っている可能性があるため、競合サイトと自社サイトを比較する。「アクセス数を増やす方法と必要なSEO対策ツールを紹介」
対策キーワードで21位〜50位のSEO対策やり方
対策キーワードで21位〜50位のサイトは、既にGoogleからある程度評価はされていて、上位表示できるポテンシャルが高いです。あと一歩競合サイトと比較した場合、負けているイメージとなります。
必要なSEO対策としては
①Googleによりサイト設計やページを伝えるためのSEO内部対策
内部リンク対策、パンくずリスト設置、タグへの適切なキーワード入力
②既存コンテンツ記事をリライトをする
リライト効果の高い記事の選び方やGoogleとユーザーに評価されるためのリライト方法、リライトをする最適なタイミング時期を知りたい方は「SEOリライトとは?効果を最大化する記事選び方とタイミングとは?」をご覧ください。
対策キーワードで11位〜20位のSEO対策やり方
1ページ目にランクインさせるためには、ページ単体でなくサイト全体を強化する必要があります。
Googleから評価されるサイトとは、独自性があり有益な情報が網羅的に掲載されていて、1発で検索ユーザーの顕在ニーズから潜在ニーズまでを叶えるWEBサイトです。
そのためには、アクセス後の滞在時間やページ遷移数(関連ページを見てもらう)を向上させる必要があります。
必要なSEO対策として
① 検索結果面からのクリック率を高めるためのCTR施策
・タイトルの改善
・メタディスクリプションの改善
② リード文の改善
検索画面からアクセスしたユーザーに、読む価値のあるコンテンツ内容が書いてあるなと思ってもらうためのリード文修正。直帰率を低くすることでGoogleからユーザーから読まれているページだと判断されます。
③ 内部リンク対策と導線改善
Googleはユーザーが1つのページから派生して、他の関連ページを読まれているサイトをユーザーの潜在的な悩みを網羅的に掲載している良いサイトと判断します。そのため、他の関連ページも見てもらうために、関連ページを文章内に散りばめ(内部リンク)、関連ページに遷移しやすい導線設計にすることでGoogleからの評価が上がります。
Webサイトの導線改善でコンバージョン数を増やす方法を知りたい方は「CVR(コンバージョン率)とは?計算方法や業界平均CVR、改善方法4つ解説します」をご覧ください。
ローカルSEO
ローカルSEOとは、検索エンジンの検索結果やマップ検索結果に表示されるように最適化を行う、地域性に特化したSEO対策のことです。ローカルSEO(MEO対策)について詳しく知りたい方は「MEO対策とは」をご覧ください。
スマートフォンの普及によって、どこからでもインターネットにアクセスできるため、その重要度が注目されるようになりました。現在の検索結果は、Googleが地域性の高いキーワードと判別した際は、検索ユーザーが検索した場所と紐づいて検索画面がパーソナライズされる仕様となっています。
そのため、キーワードによっては全国区では上位表示が難しくても、Googleが地域性の高いキーワードと判別したローカルキーワードであれば上位表示も比較的狙える費用対効果の高いキーワードが存在します。
上位表示に効果のあるローカルSEO対策一覧
①title・hタグへ地域キーワードの適切な設定
・【title・description】タグに狙いたい地域キーワードを入力する
・<h1> <h2> <h3>タグに狙いたい地域キーワードを入力する。
②Google MAPで地域とサイトの結びつきを強める
NAPを記載
Name(会社名・店舗名)
Address(所在地)
Phone(電話番号)
∟ページ内のエリア情報量を強める。
∟マイビジネスと一致した店舗やオフィスの住所や問い合わせ番号などを記載する。
Googleマイビジネスに登録している情報やGoogleマップとサイトをリンク
∟情報を紐付けることで、
地域性を強めることができます。
③ローカルSEO内部対策を行う
対象のローカル情報や、市町村名などをサイト内に網羅し、エリアの網羅性を高め、検索利便性も高めます。
大阪市や名古屋市など検索ボリュームが多い地域キーワードを狙う場合、対象地域キーワードページを作成してアンカーテキストでサイト内でリンクを繋いであげるとより地域関連性が高まります。
SEO対策効果を見込めないサイト特徴
1.対策しているキーワード(扱っているジャンル)がバラバラ
動画制作や車買取やダイエットなど、一つのサイトで違うテーマを扱うとGoogleから専門性が評価されずSEOでのGoogleからの評価を獲得することができません。
一つのテーマに絞ると情報を網羅しやすくなるため、結果としてGoogleからのサイト評価が高まり上位表示できます。
2.YMYLジャンルに該当している
YMYLとは「Your Money or Your Life」の略で、「お金と人生」に関わるジャンルです。
Googleとしても間違った情報や悪意のあるサイトを上位表示してしまうと、大きな悪い影響が及ぶためユーザーの健康や人生に悪い影響を与えてしまう可能性があるジャンルは公的機関サイトや専門家監修ページしか上位表示されないため注意が必要です。
YMYLに該当しているジャンル
●医療に関するページ
●お金に関するページ
●法律に関するページ
●重要なニュース記事や公的情報ページなど
メディアとして上位表示が難しいジャンル
●カードローン
●保険
●脱毛
●ダイエット
●美容
●債務整理 など
3.競合サイトが強すぎる
狙っているジャンルやサービスの検索キーワードで上位表示されているサイトとドメインパワーやページ数など大きく負けている場合、対策キーワードを検索ボリュームが低く競合が弱いキーワードに変更するか、ジャンルを変更するなどの対処をする必要があるかもしれません。
4.コンテンツが質<量になってる
独自性のない情報が薄い品質が低いページや記事でサイトが網羅されていても、現在のアルゴリズムではサイト評価はされません。
質の低いページや記事を量産するのではなく、良質なコンテンツの制作に注力することで、徐々に上位表示されるコンテンツページが増えてきます。
量<<<<<<<質が大切です
コンテンツの品質のチェック方法として
実際の狙っているキーワードで検索結果1ページ目の表示サイトの以下項目を全て確認し、上位表示しているライバルコンテンツと自社コンテンツ情報の質乖離具合を確認することをオススメします。
・title・descriptionタグ
・<h1> <h2> <h3>タグ
・共通して使用されているキーワード
・文字数
・結論着地点
関連記事:オウンドメディアとは運用目的と企業の成功事例を紹介
SEOで上位表示を目指すために必要なツール
・無料で使えるSEO対策ツール
スクリーミングフロッグ
「スクリーミングフロッグ」は無料でURLを入力するだけで内部施策で重要な項目を全て調査分析をしてくれるとても優秀なツールです。
▼調査できる項目一部紹介
・タグの入力不備
・alt属性の未設定
・メタディスクリプションの不備
PageSpeed Insights
「PageSpeed Insights」は、Googleが提供する無料ツールでサイトのスピードを測定するためのツールです。
「0~100」のスコアでページ表示速度を計測して、改善点も細かく指摘してくれる内部施策に必須のツールです。
パワーランクチェックツール
「パワーランクチェックツール」は、無料でドメインパワーを計測できるツールです。有料ツールを使うまでではないけど、ドメインパワーを見てみたいレベルの方におすすめのツールです。
計測指標は、被リンクの質と数、ドメイン取得期間、被リンク元の安全性など独自のアルゴリズムで100点満点でドメインパワーを計測します。エイチレフスに比べて、点数が高くでる傾向にあります。
META SEO inspector
「META SEO inspector」は無料で使用できるGoogle Chromeブラウザ拡張ツールで対象ページを表示してる時にボタンをクリックするだけで
「title・descriptionタグ」や「hタグ」など主要な内部構造を抽出して表示してくれる便利ツールです。
URL:(https://chrome.google.com/webstore/detail/meta-seo-inspector/ibkclpciafdglkjkcibmohobjkcfkaef?hl=ja)
Alt & Meta viewer
「Alt & Meta viewer」は無料で使用できるGoogle Chromeブラウザ拡張ツールで対象ページを表示してる時にボタンをクリックするだけで
画像にキーワードを設定するための「Altタグ」にキーワードが設定されているか表示してくれる便利ツールです。
URL:(https://chrome.google.com/webstore/detail/alt-meta-viewer/jjcjblcbnjhgjlnclhficglfjedhpjhl?hl=ja)
・有料のSEO対策ツール
ahrefs
「hrefs(エイチレフス)」は世界で60万人が導入しているSEO分析ツールです。 自社サイトだけでなくあらゆる競合サイトの被リンク分析(バックリンク)や検索エンジンの上位表示コンテンツ、想定流入キーワード、ソーシャルメディアの反応を把握することが可能です。SEO担当者使用率が高いとても優良ツールです。
URL:(https://ahrefs.jp/)
SEMRUSH
「SEMRUSH」は、SEO会社が使用するツールでAhrefsと人気を二分する海外のSEO分析ツールです。月額費用は$ 119.95/月とAhrefsと大きな差はありません。Ahrefsと比較すると、順位計測やキーワード調査など日本人が見やすいUIデザインのため、海外製ツールに抵抗がある方でもストレスを感じにくい設計です。
URL:(https://semrush.jp/)
GRC
「GRC」は登録したサイトでのキーワード順位が測定できます。GRCの一番のメリットはサイトと測定をしたいキーワードを登録することで日々の順位測定ができることです。
登録できるキーワードの数は後ほどご紹介する料金プランによって異なりますが、最低500個から最大無限まで登録することが可能です。
URL:(https://seopro.jp/grc/)
Googleキーワードプランナー
「Googleキーワードプランナー」はGoogleが提供しているキーワードプランニングツールです。大きなメイン機能は、次の2つになります。
- 指定したキーワードと関連性の高いキーワードの表示
- 検索キーワードの検索ボリューム予測
URL:(https://ads.google.com/intl/ja_jp/home/tools/keyword-planner/)
SEO対策の企業成功事例
ここでは当社がご支援させて頂いたBtoBマーケティングの成功事例を3社様の事例を紹介します。
- SEO対策やCV動線の改善により受注数が2倍に
- サイトのマイナス課題をSEO内部対策で約2ヶ月でアクセス数1.4倍に
- SEO対策開始後3ヶ月程で、検索経由問い合わせ数3倍に
- SEO対策開始4ヵ月で資料のダウンロード数が30倍に
SEO対策やサイトCVRの改善により受注数が2倍に
Web制作事業を営む株式会社ええやん様の事例です。OKデザイン株式会社様は「Webからの商談数を増やしたい」と考えていたものの、「SEO対策や広告、その他集客方法も含めて何が正解かわからない」といった問題を抱えていました。
そこで、まずは要件の定義とゴールとなる数字を設定し、目標達成までの道筋がイメージできるようにしました。次に、定期的に効果を計測し、問い合わせ数やアポイント率、商談率、受注率を算出して、チャネル別の費用対効果がわかるようにしました。
その後、具体的なSEO対策とホワイトペーパーの設置をおこない、CV導線を改善。結果的に、6ヵ月の取り組みで月間の問い合わせ数が4倍、受注数が2倍になりました。詳しいお客様インタビューはこちらをご覧ください。
サイトのマイナス課題をSEO内部対策で約2ヶ月でアクセス数1.4倍に
1,000名以上の従業員を抱えるISO認証サービス企業様の成功事例です。
サイトのマイナス課題をSEO内部対策で改善。
(URL正規化、サイト構造整理、内部リンク設計構築)
対策期間 2ヵ月でアクセス数1.4倍に。
このように、ご支援させていただいた企業様の8割以上は問い合わせ、売上増効果を実感されています。まずは相談ベースでも構いませんので、お気軽にお問い合わせくださいませ。ご相談はこちら
関連記事:製造業にWebマーケティングは必要?7つの施策と成功させるポイントを紹介
SEO対策開始後3ヶ月程で、検索経由問い合わせ数3倍に
問い合わせ数は導線改善とホワイトペーパー設置で問い合わせ率が上がったことで対策開始後3ヶ月程で、検索経由から0件だったのが、2〜3件程に増えました。詳しいお客様インタビューはこちらをご覧ください。
SEO対策開始4ヵ月でホワイトペーパーダウンロード数が30倍に
SaaS事業の企業様に対し、SEO対策とコンテンツマーケティング支援、MA導入と運用支援をおこないました。SEO対策の具体的な施策は内部対策やリライト、導線(CVR)の改善です。
結果として、6ヵ月の取り組みで資料のダウンロードが30倍、商談数が6倍に増加しました。
当社サイト 主要検索キーワード順位状況
以下は当社サイトの主要検索キーワード順位状況です。
自社サイトのSEOキーワード順位の結果が示す通り、私たちの専門性と経験を駆使して、サイト立ち上げから約2年で顕著な検索順位上位表示を実現しました。最新のSEO戦略と緻密なキーワード分析を組み合わせることで、お客様の可視性を高め、競合他社との差別化を図ります。
SEO対策まとめ
QSEO対策の分析でおすすめ優良SEOツールは何ですか?
・無料で使えるSEO対策ツール
サイトスピード計測→PageSpeed Insights
サイト内部課題分析→スクリーミングフロッグ
ドメインパワー計測→ パワーランクチェック
主要タグ抽出表示 → META SEO inspector
・有料のSEO対策ツール
オーガニック流入分析→ahrefs
サイトSEO分析→SEMRUSH
対策キーワード順位計測→GRC
キーワード調査→Googleキーワードプランナー
中長期的に検索上位を目指すのであれば、小手先のテクニックやテクニカルなSEO対策のみでは、繰り返されるアップデートで順位が下落してしまいます。
検索上位表示をされて、上位を保ち続けるにはターゲットユーザーの検索ニーズや悩み、検索体験を通してなにを解決したいかを明確に理解した後、自社だから発信できるオリジナル且つ有益なコンテンツを網羅的に作成することが非常に重要です。
上記と併用して、テクニカルなSEO対策を実施することで上位表示できます。
SEO会社に依頼した際の費用とは
SEO対策を外注する際に発生する費用・料金相場や、対策内容について詳しく知りたい方は「SEO対策にかかる費用【まとめ完全版】外注料金相場と業者選定ポイントを徹底解説」をご覧ください。
BtoBマーケティングを専門とする当社が「BtoBマーケティングとはなにか」を説明し、重要な戦略や基本、成功事例を紹介した関連記事はこちら「BtoBマーケティングとは?基本戦略と手法20選【成功事例付】」