SEO外部対策で実施すべきこと効果のない施策を解説

SEOの外部対策は、ウェブサイトの外側で行われる最適化活動であり、ブランドのオンラインプレゼンスを強化する重要な要素です。 被リンク獲得やSNSの活用などを含むこれらの戦略は、内部対策と異なり、ウェブサイト外での信頼と権威を築きます。 本記事では、外部対策の重要性と効果的な施策、さらに内部対策との違いについて解説します。

事前にSEO対策概要を理解されたい方は、2024年最新のGoogleがサイトを評価する「ルール」と「評価基準」をまとめた【2024年最新】SEOとは?SEO対策で上位表示させる方法を解説をご覧いただくとSEO対策を体系的に理解して頂けるかと思います。

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SEO外部対策とは?

SEOの外部対策とは、ウェブサイトの外側で行われる活動のことで、主に他のウェブサイトとの関連性を強化し、そのサイトの信頼性や権威性を高めることを目的としています。 これに対して、内部対策はウェブサイト自体の最適化に焦点を当てた施策です。

内部対策との違いとは?

一方、SEOの内部対策とは、コンテンツの最適化やテクニカルSEO等、ウェブサイトに対する施策になります。

SEO内部対策とは何か詳しく知りたい方は、SEO内部対策とは?『施策重要度』と『効果』を一覧で解説をご覧ください。

SEOで外部対策が重要な理由

SEOにおける外部対策が重要な理由は主に以下の点にあります。

信頼性、権威性の向上

検索エンジンは、他のウェブサイトからのリンク(被リンク)を、そのウェブサイトの信頼性や権威性の指標として使用します。 質の高い、関連性のあるウェブサイトからのリンクを獲得することがSEOには重要です。

クローラーの回遊が期待できる

検索エンジンのクローラー(ボット)は、リンクをたどってウェブページを発見し、インデックス化します。 外部リンクが多いウェブサイトは、クローラーが頻繁に訪れる可能性が高くなります。これにより、新しいコンテンツや更新されたコンテンツが迅速にインデックス化される可能性が高まります。

SEO外部対策で重要な3点

SEOにおける外部対策が重要な理由は主に以下の点にあります。

リンクビルディング(被リンク)

被リンクは、検索エンジンにウェブサイトの権威性と信頼性を示します。多くの高品質なウェブサイトからのリンクは、検索ランキングの向上に大きく寄与します。

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指名検索数の増加

指名検索数は、ブランドに対する認知度や人気度を反映していると言えます。高い指名検索数は、ブランドの権威性を高め、SEOパフォーマンスを向上させることができます。

SNSにおけるサイテーション(引用)の増加

SNSでの言及や共有は、ブランドの露出を増やし、間接的にSEOに影響を与えます。多くの言及は、ブランドの人気度や関連性を示し、検索エンジンのランキングを向上させる可能性があります。

被リンク獲得の施策一覧

被リンク獲得の施策について、一部をご紹介します。

汎用的なアタックリストの構築

アタックリストとは、リンク構築のためにターゲットとなるウェブサイトのリストです。 このリストは、業界関連のブログ、ニュースサイト、インフルエンサーのウェブサイトなどを含むべきです。リストを作成する際は、ウェブサイトの権威性、関連性、トラフィックなどを考慮に入れます。

競合とのリンクギャップの分析

競合他社が取得しているが自社サイトでは取得していないリンクを特定することで、リンク構築の機会を見つけることができます。 これは、SEOツールを使用して競合のバックリンクプロファイルを分析し、自社のプロファイルと比較することで実現できます。

上記の被リンク・参照ドメイン数は、ahrefsというツールにて取得しています。
検索ボックスに競合ドメインを入力すると、競合の被リンク数が出てくるため、リンクギャップの分析が可能です。

リンクされていないブランドへの言及

ウェブ上で自社のブランド名や製品が記載されているがリンクされていない場合、そのウェブサイトのオーナーに連絡を取り、リンクを追加してもらうよう依頼することが有効です。

その場合は、指名検索をするか完全一致検索をするかの方法があります。自社のオリジナルサービスや製品がある場合は、指名検索をしましょう。すると、自社サービスが掲載されているサイトを特定できます。

リンク切れが切れているページへの差し替え依頼

リンク切れページを見つけ、そのウェブサイトのオーナーに連絡を取り、リンク切れを指摘し、自社の関連するページへのリンクに差し替えを提案することも有効な戦略です。

ツールを使うことで、リンク切れを起こしているページを特定できます。

実際に、当社のサイトで調べたところ、引用もとでリンク切れを起こしていることがわかりました。被リンクを掲載しているメディアのドメインを入力すると、リンク切れを特定できます。そのようなメディアにコンタクトをとって、差し替え依頼をかけましょう。

リンク先の貼り替え依頼

他社の製品やサービスへのリンクがある場合、自社の同等または優れたページへのリンクに置き換えを提案することができます。これには、自社のコンテンツや製品がなぜ優れているかを説得力を持って伝える必要があります。

一次情報となるコンテンツを発信する

独自の調査やデータ、専門知識を提供するコンテンツは、他のサイトからの引用やリンクを引き付けるのに効果的です。 一次情報は価値が高く、共有されやすいためです。

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良質な解釈を加えたコンテンツを作成する

一次情報を集めることは、業界によって難しいケースや人材のリソースの問題で難しいケースがあります。 その際には既存の情報やデータに対して、独自の洞察や解釈を加えることで魅力的なコンテンツを作り、シェアやリンクを獲得しやすくなります。

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同業他社との業務提携および紹介ページ作成

業界内で協力関係を築き、相互に紹介ページを作成することは、関連性の高いリンクを獲得する良い方法です。 例えば、レンタルオフィスの場合は会員となる人はその地域に住む人なので、異なる市区町村や都道府県同士のレンタルオフィスで提携すれば売上を減らすことなく、被リンクを獲得することができます。

被リンクの質と量

SEO(検索エンジン最適化)における被リンクの質と量に関して、ドメイン数についてIP分散の視点からも説明します。

関連するビジネスかどうか

被リンクは、関連性の高いビジネスやコンテンツから得られるほうが価値が高いです。Googleはコンテンツの関連性を評価し、それに基づいて検索結果をランキングします。 たとえば、厚生省からのリンクは、健康や医療に関するサイトにとって非常に価値があります。

補足:NGな被リンクパターン

SEOにはNGな被リンクパターンがあり、サイト評価が低下するものもあります。

  • ペイドリンク:被リンクを購入して増加させること
  • 不自然な数の被リンク:一度に多くの被リンクを獲得した
  • 同一IPからの大量な被リンク:サテライトサイトなどから被リンク誘導した

以前までは有効的な手段でしたが、現在ではペナルティの対象です。

被リンク元は信頼できるドメインか

被リンク元のドメインの信頼性は非常に重要です。高い信頼性を持つドメイン(例えば、教育機関や政府機関のドメインなど)からのリンクは、一般的に高い価値があります。 逆に、スパムサイトや関連性の低いサイトからのリンクは、SEOに悪影響を及ぼす可能性があります。 現在はスパムリンクは無視すると公式で見解を出していますが、手動ペナルティの可能性もあるので、悪質なスパムリンクは集めないことをおすすめします。

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ドメイン数と分散されたIPアドレス

被リンクのドメイン数も重要ですが、それらが異なるIPアドレスから来ているかどうかも考慮する必要があります。 多数の異なるドメインからのリンクは、サイトの信頼性と権威を示す良い指標です。しかし、これらのドメインが同じIPアドレスを共有している場合、検索エンジンはこれをマニピュレーションの兆候と見なすことがあります。 したがって、異なるIPアドレスからのリンクを持つことが望ましいとされています。

指名検索数の増加の施策とは

指名検索数を増やすための施策には、以下の5点が重要です。

話題になる質の高いプロダクトやサービスを作る

ユーザーが自然に、金銭的なインセンティブなしに話題にしたくなるような、質の高い製品やサービスを提供することは非常に重要です。 質が高く革新的なプロダクトやサービスは、口コミで広がりやすく、人々がブランド名を検索する動機となります。

オリジナルな社名やサービス・商品名をつける

せっかく指名検索を獲得しても、すでに大手企業が展開しているサービスや製品名と被ってしまってはもったいないです。 他と被らない、被っていても自社よりも弱いサービスかどうかは事前にチェックしておきましょう。

テレビやラジオにCMを打つ

テレビやラジオのCMは、広い範囲の聴衆にリーチする良い方法です。視聴者やリスナーがCMを見聞きすることで、ブランドや製品に興味を持ち、それを検索する可能性が高まります。

ニュースメディアに掲載される

ニュースメディアに掲載されることは、信頼性と認知度を高める効果的な方法です。メディアの露出は、ブランドや製品に関する公的な関心を喚起し、人々が情報を得るために指名検索を行うきっかけとなります。

SNSを活用する

広範囲の聴衆と直接的にコミュニケーションを取るのに最適なプラットフォームです。ブランドや製品に関する魅力的なコンテンツを投稿し、フォロワーとのエンゲージメントを高めることで、ブランド名の指名検索が促進されます。

SNSにおけるサイテーション(引用)の増加施策

キャンペーン企画を行う

ユーザーが参加しやすい魅力的なキャンペーンを企画することは、SNS上での引用を増やす効果的な方法です。例えば、ハッシュタグコンテスト、ギブアウェイ(プレゼントキャンペーン)、アンケートやクイズなどがあります。これらのキャンペーンは、ユーザーがブランドの投稿を共有し、コメントを集めることでエンゲージメントを高めることができます。

インフルエンサーとコラボする

インフルエンサーとのコラボレーションは、特定のターゲットオーディエンスにリーチし、ブランドの認知度を高めるのに役立ちます。インフルエンサーは既に確立されたフォロワーベースを持っており、彼らがブランドや製品について投稿することで、そのメッセージは信頼性を持って広まります。これは、ブランドや製品のSNS上での引用を増やすのに効果的です。

投稿をバズらせる

3つ目は難しいですが、SNSでのバズです。 SNSでのバズ(注目を集めること)は、広範囲のユーザーにリーチするのに重要です。 これを実現するには、クリエイティブでエンゲージングなコンテンツが必要です。 面白い、感動的、または教育的なコンテンツは特に有効で、ユーザーが自発的に共有したり、話題にしたりすることが多いです。 バズる投稿は、ブランドや製品への言及を大幅に増やす可能性があります。 これらの施策は、SNS上でのブランドや製品の言及を増やし、結果としてブランドの可視性とエンゲージメントを高めます。重要なのは、ターゲットオーディエンスに合わせたアプローチを採用し、継続的にコンテンツを最適化することです。

被リンクやサイテーションの計測方法とおすすめツール

Google Search Console

Search Consoleでは、「リンク」セクションを通じて、ウェブサイトへの外部リンク(被リンク)の情報を確認できます。これには、どのウェブページが最もリンクされているか、どのウェブサイトがリンクを提供してくれているかなどの情報を見ることができます。

semrush

「バックリンク分析」ツールを使用すると、ウェブサイトへの被リンクの数、種類、そしてそれらがどのドメインから来ているかを確認できます。 また、backlinkgap機能を使えば、自社サイトの被リンクと競合他社を比較してリンク戦略を分析するのにも使えます。

ahrefs

「サイトエクスプローラー」機能を使用して、特定のウェブサイトへの被リンクを詳細に調査できます。 リンクされているページ、リンクの種類、ドメインの権威度など、多くの指標を見ることができます。

対象ドメインを入力すると、被リンクと参照ドメイン数がわかります。

参照ドメイン数をクリックすると、リンク先を確認できます。

競合サイトのリンク分析も可能で、自社サイトと比較することによって、獲得できていない被リンクの確認も可能です。