【競合他社】サイトのアクセス数・PV数を調べる方法
本記事では以下の4つの内容がわかります。
① 自社ホームページのアクセス数を調べるために必要なGoogleアナリティクスアカウント開設手順
② Googleアナリティクス分析に最低限理解しておく基本用語の解説
③ Googleアナリティクスのメイン指標説明と分析方法
④ 競合サイトアクセス調査・分析に必要なツールを4つ紹介
もし現在のSEO対策で大切な評価基準を理解できず、検索上位表示に苦戦されている方は、2023年最新のGoogleがサイトを評価する「ルール」と「評価基準」をまとめた「SEO対策やり方とは?初心者でも1から効率よく上位表示させる方法手順を網羅解説 」をご覧いただくとSEO対策を体系的に理解して頂けるかと思います。
関連記事:SEOキーワードの入れ方コツを公開。検索上位させる設定場所と数を伝授。関連記事:SEO記事の書き方【19原則】文章構成の作成方法を詳しく解説
SEO対策の場合
分析結果を元に対策すべきキーワード、改善すべきページの優先順位を決定します。
また問い合わせ獲得までの導線設計を改善することでアクセスからの問い合わせ率を高めます。
リスティング広告の場合
- 広告経由と自然検索の問い合わせ数/キーワード/質を理解してユーザーの傾向を理解できます。
サイト訪問者(ターゲット)の理解
- 問い合わせに繋がっているキーワードや訪問者の属性を理解することでニーズを掴み提案内容に活かします。また既存顧客がサイトのどこに興味があるかを理解してサービス品質の向上に繋げることができます。
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サイトのアクセス数を調べるためにすること
自社サイトのアクセス数を知るためには、運営するウェブサイトにGoogleアナリティクスという、Googleが無償で提供しているツールをサイトに導入する必要があります。
この章ではGoogleアナリティクスを開設するやり方を説明します。
Googleアナリティクスアカウント開設手順
- 「無料で利用する」をクリック
- アカウントの作成
Googleアナリティクスの設定には、Googleのアカウント(Gmailアドレス)が必要です。
まだ取得していない方は、アカウント作成のページに行き、氏名、メールアドレス、パスワードを入力します。携帯電話番号を入力して送信すると、すぐに携帯にSMSでショートメッセージが届きます。送られてきた6桁の数字を確認画面に入力したら完了です。
- データ共有オプションの設定
プロパティ名はサイトを表す名前を入力してください。(後から変更可能です)
タームゾーンと通貨は日本と円に変更してください。
「詳細オプションを表示」の下の「ユニバーサルアナリティクス プロパティの作成」をオンにしてください。
- ウェブサイトのURLを入力
ユニバーサル アナリティクスのプロパティのみを作成してください。
- ビジネス規模の入力
赤枠入力完了後、作成ボタンクリック。
- 「Googleアナリティクス利用規約」に同意
測定管理者間のデータ保護条項へ同意でGoogleアナリティクス登録作業終了です。
サイトのアクセス数・PV数状況を調べるための基本指標
Googleアナリティクス分析で使用する基本用語
Googleアナリティクスの調査指標の説明の前に、基本用語を簡単にご紹介いたします。全て頻繁に使用する単語ですので要チェックです。
・新規ユーザー
初めてサイトに訪れたユーザーです。
・セッション
ユーザーがサイトに訪問した回数です。
・PV(ページビュー)数
「ページビュー(PV)」とは、ページが表示された回数をあわらします。
例)1セッションあたり8PVの閲覧があったとした場合は、1人のユーザーが一回の訪問で8ページ閲覧したことになります。
・ページ/セッション
「ページビュー数÷セッション」1回のセッションで何回のページ数が見られたかを表す指標です。1回のサイト訪問で平均何ページ見られているかを表します。
・ユーザーあたりのセッション数
「セッション÷ユーザー」で一人当たりの平均セッション数です。
例)仮に10セッションでも全部同じユーザーが訪問していることも考えられるため、一人当たり何回セッションしているかを算出します。
・平均セッション時間
「セッション時間÷セッション」で算出され、1セッションあたりWebサイトに滞在した時間を表します。
・離脱率
ユーザーがサイトから離脱した率をページ毎に表している数字です。
・直帰率
サイトに流入したセッションのうち、最初のページだけを見てサイトを離脱してしまったセッションの割合のことです。 直帰率が高いとユーザーが求めている内容とズレている可能性があるので直帰率はサイト改善をするために重要な指標です。
上記画面はGoogleアナリティクスのホーム画面です。
赤枠で囲まれている指標は分析を行う上で、メインの指標になりますので順番に指標の説明していきます。
レポート | 内容 |
---|---|
リアルタイム | 今現在、Webサイトへの訪問ユーザー状況がリアルタイムで表示されます。 |
オーディエンス | WEBサイトに訪れたユーザーを様々な属性に区切り数値化したレポートです。 |
集客 | WEBサイトに訪れたユーザーがどこから流入したのか流入元のチャネルが表示されます。 |
行動 | 訪問ユーザーがサイト内での行動を可視化します。 |
コンバージョン(CV) | ユーザーがサイト内で起こしたコンバージョン(目標設定)数や達成に至るまでの数値を分析できます。 |
オーディエンス
「オーディエンス」とはサイトに訪れたユーザー属性のことで、年齢/性別/地域/デバイス/インタレストなどユーザーの細かな属性が表示されます。
オーディエンスの分析方法として大切なことが、ユーザー属性データを細かく確認することではなくサイトに訪れたユーザー属性をコンバージョン目標や各施策の目的と照らし合わせることや、設定しているターゲットやペルソナ像と訪問者にズレはないかなどを確認して、データを元にマーケティング施策へ活用することです。
サイトのターゲットユーザー属性とPV数、滞在時間、再訪問率を組み合わせて見ることでターゲットの新たなニーズや課題が見つかります。
集客
集客は簡単にいうと、主要チャネル毎にユーザーがどれだけ流入したか確認するとき使用します。
チャネルとは、集客するための媒体、経路のこと。 Webサイトや広告、キャンペーンなど流入経路(=チャネル)が多ければ多いほどユーザーが集まり、その経路ごとの集客力を見極めて、効果的な集客方法を打ち出すこともできる。
引用:マーケティング用語集
下図の通り集客をクリックすると下にチャネルタブが表示されます。
集客を調査する際のワンポイントが流入元のユーザー属性を確認することです。検索エンジンからの流入と広告やSNSからの流入したユーザーの属性やサイト内での行動は異なります。各チャネル毎に離脱率や滞在時間、遷移ページを確認することでチャネル毎のユーザー特性が見えてきます。
・Direct
アドレスバーへの直接URL入力やブックマークから流入したユーザー経路です
・Organic Search
Google検索やヤフー検索など検索エンジンから流入したユーザー経路です。「自然流入」と呼ばれます。
・Social
SNSから流入したユーザー経路は「Social」で表されます。
メルマガやステップメールなどメール文中にあるURLから流入経路を表します。
・Affiliates
アフィリエイト広告をクリックして流入したユーザー経路を表します。
・Referral
自社サイト以外のWebサイトからURLを辿り、流入した際に表される経路です。
行動
行動はユーザーが訪問したページから離脱したページまでの行動を細かくデータで確認することができます。
行動はユーザーがサイトに訪問したページから離脱したページまでの行動を細かくデータで確認することができます。ユーザー属性やチャネルと組み合わせることで、ユーザー毎の行動特性を掴むことができます。
ランディングページ毎にユーザー属性を把握する
「ランディングページ」はユーザーが最初にサイトに訪問したページです。
ランディングページ毎のページ移動推移を確認することで、ページ毎にユーザーの意図を理解することができます。
例えば記事Aに最初サイトに訪れたランディングページのユーザーの行動を分析して、滞在時間やPV数、CVが他のランディングページより数値が良い場合、記事Aの検索順位を上げるためにリライトすることや記事AのCVポイントや導線を改善してCVRを高めるなどの打ち手を考えることができます。
コンバージョン
コンバージョンとはWebサイト上での目標のことで、「問い合わせ」や「資料ダウンロード」や「ページ到達目標」など自分で決めて設定します。
使い方としては、目標CV毎の数字確認はもちろんですが、流入経路やどのページを辿って目標を達成したのかなどCVしたユーザーの特徴を調べることで次のマーケティング施策に活かすことができます。
コンバージョン設定をする際は、問い合わせなど大きな目標設定だけでなく「マイクロコンバージョン」と呼ばれる見込みユーザーが問い合わせ前に行う「資料請求」や「セミナー参加」など中間目標も設定すると見込みユーザーのCVに至るサイト行動を把握してデータも溜まるため設定することをオススメします。
コンバージョン分析
どのWEB担当者もCVを最大化することが大きなミッションの1つであると思います。アナリティクスを使用してCV状況を分析することは以外と難しい作業です。なぜなら、そもそも正しいコンバージョンがなんなのか、集客施策がどれだけコンバージョンに結びついているのか、サイトのどのコンテンツがコンバージョンに結びついているかなど様々なポイントとユーザー心理を理解しないといけないからです。
運営しているサイト目的や運営方針、ターゲットをご自身やチームで共有して目的やターゲットに合わせたコンバージョン設定をすることが大切です。またコンバージョンまで辿り着きやすい導線設計やコンバージョン設置の数を増やすことでコンバージョン率(CVR)が高まります。
サイト(記事)導線改善でコンバージョン数を増やす方法を知りたい方はこちら【関連記事】CVR(コンバージョン率)とは?計算方法や業界平均CVR、改善方法4つ解説します。
競合他社サイトのアクセス数を調査分析するツール
エイチレフス
サイトURLを入力するだけで、サイトの流入状況や検索順位一覧がひと目でわかります。またドメインパワーや被リンク状況などSEOに必要なサイト調査機能をほぼ全て網羅している最強ツールです。
SEOやWEBの知識が一通りある担当の方であれば、SEOに必要な分析をエイチレフス一つで完結できるのでオススメです。料金はアカウント数で変わりますが月額2万円から使用できます。
▼分析項目一覧
被リンクのプロフィール
被リンク
リンク切れ
参照ドメイン
アンカーテキスト
参照元IP
内部被リンク
Link intersect
オーガニック検索
オーガニックキーワード
上位ページ
トップサブドメイン
競合ドメイン
競合ページ
被リンク数の多いページ
最も伸びているリンク
上位コンテンツ
発リンク
リンク先のドメイン
アンカーテキスト
パスカル
パスカルは競合調査も可能ですが、自社サイトのコンテンツSEO対策をするために役立つツールです。対策したいキーワードを入力すると、そのキーワードで上位表示するために必要な関連キーワードや共起語をキーワードマップで表示してくれます。コンテンツ記事を自社でツールを使用して作成する際にはオススメです。
▼料金体系
月額4〜8万円で3プランあります。分析の深掘りや分析項目でいうとエイチレフスに軍配があがりますが、見やすさやワンタッチでキーワードを抽出してくれるなど、初心者に優しい設計のため使用する担当者の方のレベルに合わせて選ぶことをおすすめします。またパスカルの特徴として、インハウスでコンテンツ記事を作りたい場合調べる手間がかなり省けるため、パスカルを使用することで効率的に作業が進みます。
semrush
Semrush(セムラッシュ)は、エイチレフスと同様サイトURLを入力するだけで、サイトの流入状況や検索順位一覧がひと目でわかります。Semrush特徴として、サイト分析項目を網羅していることに合わせて見やすいデザイン設計で感覚的に操作できます。初心者の方でも使用できるほど使いやすいです。ただ料金も高いことが特徴で月額約12万円〜なので、大規模サイト運営している企業様や本格的にインハウスSEOする際には最適かもしれません。
SimilarWeb
競合と自社サイトのアクセス分析に使用します。
実際にSEO対策ツールを使用して、効率よく検索順位を上げる手順を詳しく知りたい方は「検索順位を上げるために必要なSEO対策方法。Google順位決定のロジックとは?」をご参考ください。
ドメインパワー概要、ドメインパワーが及ぼすSEO効果とドメインパワー向上させる方法について詳しく知りたい方は「ドメインパワーが検索順位に与える影響とSEO効果について解説します」をご覧ください。
今現在(2022年3月時点)Googleがサイトを評価する「ルール」と「評価基準」をまとめた本質的なSEO対策やり方を知りたい方は「SEO対策やり方とは?初心者でも1から効率よく上位表示させる方法手順を網羅解説 」をご覧ください。
コンテンツSEO概要や具体的な記事作成方法を知りたい方は「SEO対策の記事書き方【19原則】文章構成の作成方法を詳しく解説」をご覧ください
競合サイトに効率よく検索上位表示させるためのキーワード選定する基準と実際の選定の手順を詳しく知りたい方は「SEOキーワード選定のやり方(コツ)初心者でも1から実践できる選び方手順をお伝えします」をご覧ください。
リライト効果の高い記事の選び方やGoogleとユーザーに評価されるためのリライト方法、リライトをする最適なタイミング時期を知りたい方は「SEOリライトとは?効果を最大化する記事選び方とタイミングとは?」をご覧ください。
詳しい対策キーワードの入れ方のマニュアル記事は「上位表示させるSEOキーワードの入れ方コツを公開」をご覧ください。
【内部対策について詳しく知りたい方向け】SEO内部対策とは?の疑問を全て解決!初心者でもわかりやすく対策手順を図解。
SEO対策にかかる費用や外注料金相場を知りたい方はこちらの記事がおすすめですSEO対策にかかる費用【まとめ完全版】外注料金相場と業者選定ポイントを徹底解説。
【最後に】当社サイト 主要キーワード順位状況
以下は、当社サイトの主要検索キーワード順位状況です。
自社サイトのSEOキーワード順位の結果が示す通り、私たちの専門性と経験を駆使して、サイト立ち上げから約2年で顕著な検索順位上位表示を実現しました。最新のSEO戦略と緻密なキーワード分析を組み合わせることで、お客様の可視性を高め、競合他社との差別化を図ります。
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サイトのアクセス数調べ方まとめ
Q競合他社サイトのアクセス数を調査分析するツールは?
- 競合サイトのアクセス数を分析におすすめツール4つ
Q自社サイトのアクセス数、PVを調査分析するツールは?
Googleアナリティクス、Googleサーチコンソールで調査分析可能です。
弊社では「hrefs(エイチレフス)」や「Googleキーワードプランナー」など有料ツールを使用して細かく競合サイトがどのようなキーワードで上位表示しているのか、競合サイトに自社サイトとの比較や上位表示を狙えるキーワードを無料でお調べします。サイト調査分析で悩まれている方はぜひご活用ください。
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