CVR(コンバージョン率)とは?計算式と業界平均基準を解説 !! 改善率が高い方法を4つ解説します。

自社サイト(LP)のCVRが良いのか悪いのかを判断するためには、比較する数字がないとわかりません。

本記事では、『業界別のCVR平均』や『自然検索、広告の公式CVR平均』を記載しています。本記事を読むことで、CVRの正しい計算方法と業種や状況、対策毎の平均CVRを理解できます。

CVR改善方法も、筆者経験から効果のある対策だけを厳選して紹介していますので是非ご活用してください。

CVRコンバージョン率)とは

検索エンジンや広告経由でWebサイトやLPに訪問したアクセス数に対してどれだけCV(コンバージョン)しているかを表す割合になります。CV(コンバージョン)はサイトやLP内でユーザーに起こして欲しいアクション、行動目標設定になります。CVというと問い合わせや申し込みのイメージがある方もいるかもしれないですが、資料ダウンロードや資料請求、滞在時間、到達ページなども全てCVとなりえます。

WEBサイトは様々な目的を持って運用されているため、サイトの目的にあったコンバージョン設定をする必要があります。

WEBサイトCV目標の例

  • 採用サイト:採用応募
  • BtoBサイト:お問い合わせやホワイトペーパーダウンロード
  • ECサイト:商品の購入件数や会員登録数
  • ブランドサイト:表示回数、滞在時間、PV数
  • メディアサイト: コンテンツの読了率、遷移率、アフィリエイト広告のリンク

サイト目的に合ったCV設定(コンバージョン設定)がCVR改善に大切

サイトの目的に合ったコンバージョン設定はCVRにも影響してきます。

例えば、ダイエット用品をサイト上で販売するサイトが合ったとします。そこで仮にコンバージョンが商品購入ボタンのみであれば、今すぐ商品を買いたいユーザーにはCVしてもらえますが、興味はあるけど購入までではないといったユーザーを逃してしまうことになります。

そこで「商品パンフレット請求」「無料体験申し込み」などコンバージョンへのハードルを少し下げた「中間コンバージョン」を設定してあげると、興味があるユーザーにもCVアクションを起してもらえます。ここでとても重要なのがCVとしてユーザーアクションできるポイントをサイト上にサイトの目的に合わせて複数設定することです。

コンバージョンポイント

また行動アクションだけでなく、通販サイトであれば『商品を購入をカートに入れたとき』や『申し込みフォーム入力したとき』、BtoBサービスサイトであれば『料金ページURLに遷移』など購入や申し込みするユーザーがサイト上で起こす行動にもCV設定することで、データでユーザーの動きを振り返ることができます。

CVRコンバージョン率)計算式

CVR = コンバージョン数 ÷ セッション数 × 100

サイトに流入したセッション数に対してのCV数の割合を表したものがCVR(コンバージョン率)です。訪問数に対してちゃんとCV獲得できているかを確認するための指標です。

セッションとはサイトやアプリでユーザーが操作を行っている時間のことです。ユーザーが 30 分以上操作を行わなかった場合、それ以降の操作は新しいセッションと見なされます。

https://support.google.com/analytics/answer/6086069?hl=ja

自然流入からのCVRを求めたい場合は

自然流入セッションで発生したCV ÷ セッション数(自然流入) × 100

リスティング広告のCVRを求めたい場合は

広告セッションから発生したCV ÷ セッション数(広告流入) × 100

CVRコンバージョン率)とCTR(クリック率

CVR(コンバージョン率)と似た概念でCTR(クリック率)があります。

表示回数に対してどれだけクリックされたかを表す指標で

クリック数 ÷ 表示回数 = クリック率(CTR)で表せます。

表示回数に対して、適正にクリックされてるかがわかります。自然検索の場合、下図のように順位によってCTRが変わります。

クリック率

業種別のCVRコンバージョン率)平均基準

業種毎のCVR平均
引用サイト:あなたの業界のためのGoogle広告のベンチマーク

業界やサービスによって、CVRの平均基準は変わります。

ここで注目するポイントとしては

検索からの流入と広告流入のCVRコンバージョン率)平均の%です。

自然検索流入からの平均CVR4〜5%なのに対して、広告からのアクセス流入の場合は平均CVR 1%程になっています。

上記表の数字の通り、自然検索流入アクセスからのユーザーの方がコンバージョン率が高い傾向にあります。もちろん要因は状により異なりますが、大きな要因の一つに広告の方がセールス色が強いため広告と理解してユーザがサイト(LP)を閲覧するためコンバージョン率が低い傾向にあります。

自社の業界とチャネルの平均コンバージョン率を参考にしながら、自社サイト(LP)のコンバージョン率が高いか低いかを判断して改善に活かすことができます。

業界平均CVRを活用したCV算出例

下記は自然流入からのセッション数からコンバージョン率(CVR)を掛けてCV数を計算した参考例になりますのでご覧ください。

Googleアナリティクスでコンバージョン目標設定する

GoogleアナリティクスとはGoogleが無料で提供しているツールです。

サイトに訪問(アクセス)してからのユーザーの動きを数値データで記録してくれるのでサイトアクセス解析のために必須のツールです。まだアナリティクスをサイトに導入していない方がいらっしゃれば、以下の記事でアカウント開設方法と分析方法について記載していますのでご確認ください。

【関連記事】自社と競合サイトのアクセス数を調べる方法

CV目標やアクションをサイトで計測するためのGoogleアナリティクスでCV目標設定方法を解説します。

コンバージョン目標設定方法

GA目標設定

Googleアナリティクスホーム画面の【管理】→【(ビュー)目標】にある[+新しい目標]から作成できます。到達ページにサンクスページURLを入力します。

サンクスページとは、ECサイトなどで何らかのアクションを完了した際に表示されるページです。 具体的には、通販サイトなら購入ボタンを押した後に表示される「ありがとうございました」という内容のページや、会員登録を完了した後に表示される「登録ありがとうございました」のページを指します。

サンクスページとは – 株式会社システムインテグレータ

・参考ページGoogle)アナリティクスヘルプ「到達ページ目標の設定例」

CVRコンバージョン率)を改善する方法

SEO対策や広告でアクセス数を増やすにはSEOであれば時間と手間がかかり、広告であれば費用がかかります。CVRを改善すれば同じアクセス数でも大きな効果を得ることができるため、CVRを改善見直すことは費用対効果に優れた対策です。

例)1ヶ月のサイトアクセスが1000回の場合

① CVR1%であれば「1000×0、01%=10CV

② CVR3%であれば「1000×0、03%=30CV

①サイト訪問ユーザーの直帰率 / 離脱率改善

下記はGoogleアナリティクス運用画面で、検索エンジンから流入したページ毎のユーザー状況を表した画面です。

上記赤枠内の数字は、訪問したページ毎のユーザーの直帰率や離脱率を表します。この数字からユーザー評価が低いページやどこのページに遷移したかを分析します。明らかに直帰率が高い場合や、滞在時間が短いページは検索キーワードに対して対象ページ内容がズレていないかを確認したり、デザインや文字の大きさ、他のページへクリックしてもらいやすいページ構成になっているかの導線を確認する必要があります。

  離脱率と直帰率の違い – アナリティクス ヘルプ – Google Support

『問い合わせにつながりやすい検索キーワード』『検索ボリュームが多いキーワード』から流入しているページからCVRを改善していくこと効率よくCVを増やすことが可能です。

リスティング広告アナリティクスデータを活用してCVR改善する方法

リスティング広告で出稿しているキーワード毎に直帰率を確認します。キーワード毎に直帰率が異なるため、直帰率が高いキーワードに関しては出稿キーワードの検索意図に対してLP(ランディングページ)内容がずれているため、LP内容を見直すか、あまりにも出稿キーワードとLPの内容がズレている場合は出稿キーワードを見直すことも必要になります。

直帰率とは、1 ページのみのセッション数をすべてのセッション数で割った値

直帰率 – アナリティクス ヘルプ – Google Support

②サイト導線改善、CVポイント改善方法

ヒートマップツールと呼ばれるユーザのがサイトページの閲覧の仕方を色で表示してくれるツールがあります。アナリティクスよりも直感的にユーザーの見ているポイントを把握できるため、有料ツールですがオススメです。下記写真は改善前は青色でユーザーからみられていなかったですが、見やすく表にまとめたところ一気に見られるようになりました。

ヒートマップ

サイト全体の検索順位を押し上げるための内部リンク貼り方を知りたい方は内部リンクとは?SEO効果の高い内部リンク対策をご覧ください。

③サイトファーストビューにCVボタン設置

上記は弊社サイトのファーストビューですが、資料ダンロードをCV地点として設置しています。

ファーストビューにCV設置はアクセス数によってはCVRが数%跳ね上がる可能性もあるため導入をオススメします。

④登録エントリーフォームの改善(EFO)

EFOとは入力フォーム最適化のことで、入力フォームの完了率を上げる対策です。WEBサイト上でCVにたどり着く前に必ずお客様情報をフォームに入力して頂き、入力完了してボタンを押して初めてCVとなります。入力情報が多すぎたり、見にくかったりすると完了率が下がってしまいます。

EFO対策ポイント

・入力エラー箇所をわかりやすく表示する
・必須項目をなるべく減らし、わかりやすくする
・ユーザーの過去の入力データを表示させる
・エラー箇所があれば、スクロールで飛ぶように設定
入力例を提示してあげる

CVR改善まとめ

CVRを改善すれば、下手な広告を打つより収益ににつながりますので是非この機会に改善ポイントを実行して頂ければと思います。

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