税理士・会計士事務所のSEO対策の流れとポイントについて

税理士・会計士事務所が行うべきSEO対策についてご紹介します。

税理士・会計士事務所のSEOは、競合各社もSEOに力を入れています。詳しく解説しているので、是非参考にしてください。

もし現在のSEO対策で大切な評価基準を理解できず、検索上位表示に苦戦されている方は、2024年最新のGoogleがサイトを評価する「ルール」と「評価基準」をまとめたSEO対策やり方とは?初心者でも1から効率よく上位表示させる方法手順を網羅解説 をご覧いただくとSEO対策を体系的に理解して頂けるかと思います。

関連記事:SEOキーワードの入れ方コツを公開。高確率で上位表示させる設定場所と数を伝授。

税理士・会計士事務所が行うべきローカルSEOとは?

ローカルSEOは、地域に基づく検索結果を最適化する手法です。
特定の地域名を含むキーワード、例えば「横浜 会計士」や「神奈川 税理士事務所」などでの検索結果の上表示を目指します。

地域に関連するキーワードが含まれることが一般的ですが、検索エンジンはユーザーの現在地に基づいて近隣の目的地を表示することもあります。

重要なのはGoogleビジネスプロフィールなどの情報が表示されるため、その情報を最新かつ詳細に保つことが求められます。ユーザーが求める情報を正確かつ迅速に提供することが、検索上化を目指す上で重要です。

新規見込み客へ長期間アプローチすることが可能

SEOは一旦上表示が出来れば、クリックされるたびに費用が掛かる広告と違い無料で見込み客に認知されることが可能になります。税理士・会計士のようなストック型の契約形態を取るビジネスとは非常に相性の良い施策と言えます。

ですが、「SEOは効果が出ない」「初期費用が高い」という理由でSEOに投資せず資産化しない広告で集客を続けている方々が多くいらっしゃいます。

競合に差をつけるためにも、SEOを検討して頂ければ幸いです。

SEO(検索エンジン最適化)とリスティング広告(検索連動型広告)の特性やメリット、そして注意すべきデメリットを知りたい方は、SEOとリスティング広告の違いと特徴メリット・デメリットを解説をご覧ください。

WEBマーケティング対策概要やWEB集客手法一覧、各対策の特徴を知りたい方はホームページ集客はコツさえ掴めばすぐに効果を発揮します。成功する集客方法を解説」をご覧ください。

税理士・会計士事務所のSEO対策流れ

弊社がご依頼を頂いた際に行う、税理士・会計士事務所のSEO対策流れをご説明いたします。

獲得したいKWを選定する

まずは獲得したいKWを選定します。

狙うサービス名の決定

順を獲得したいサービス名を決定します。
【サービス名の例】
・記帳代行
・法人決算
・個人事業主 確定申告
・融資支援

↓キーワード選定イメージ

サービス名だけでなく、「安い」「対面」「無料相談」「大手」「土日相談可能」等、事務所ならではの強みやアピールポイントを掘り起こすことで、獲得できるKWの幅が広がります。

狙う地域KWの候補決定

獲得したいサービスKWが決定すれば次は、「獲得したい地域」の選定になります。
都道府県KW(例 「税理士 神奈川」)を狙うのか、市区町村(例 「横浜市 税理士事務所」)レベルのKWを獲得するのか、まずは駅名レベル(横浜駅 税理士)で狙うのかを決定します。

都道府県KWで最初から上表示できれば良いですが、事務所のスタッフリソースや現状のHPの作り込み度合い等で適切な地域を決定する必要があります。

キーワード選定する基準と実際の選定の手順を詳しく知りたい方は「SEOキーワード選定のやり方(コツ)初心者でも1から実践できる選び方手順をお伝えしますをご覧ください。

獲得したくないKWの選定する

税理士・会計士事務所が行うべきSEO対策として、大切なのは「獲得したくないKW」の選定です。
例えば、小規模な税理士事務所であれば「相続」は敬遠されるKWの一つです。
相続案件は単価は大きい反面、親族同士のトラブルに巻き込まれるケースや訴えられるケースがあります。
獲得したくないKWで上がらないように、注意することもローカルSEOを行う上で大切です。

どのページで獲得するか決定する

狙いたいKWが決定したら、ページごとにどのKWを獲得するか設計していきます。
これはPLP(Preferred Landing Page)最適化と言われ、この工程の設計や調査が不足していると後々サイトの検索順を十分にあげることが難しくなります。
競合調査だけでなく、現在のHPでの獲得KWの調査等精度高く行うことが成功の秘訣です。

ページコンテンツの修正・新規作成

どのページでどのKWを獲得するか決定したら、実際にそのページの修正を行なっていきます。
そのKWを狙うにあたって、適切なページがない場合は、新しくページの作成が必要になります。

構成作成・ライティング・イラスト実装・監修者情報の掲載等々行うべきことは多々ありますが、狙ったKWで上表示させるには一つ一つの工程をプロが介在して行う必要があります。

SEOライティングを詳しく知りたい方は、考え方とテクニック、ノウハウを全てまとめた「SEOライティングの基本!上位獲得が狙えるコツやテクニックを徹底解説」をご覧ください。

関連記事:SEO評価の高いタイトル付け方【完全版】文字数と設定手順を解説

コラムの作成が不要な事務所も多い

SEO業者と契約すると、コラムを作成しましょう!
と提案されることがありますが、これは「事務規模」によって適切な場合と不適切な場合があります。

大規模な税理士・会計士法人で多数のスタッフや支店を構えている場合は、商圏が広いため地域名だけでなく「青色確定申告」といった、アクセス数が多いが問い合わせ率が低いKWでも獲得してサイトのテーマ性の強化やリードの獲得に繋がります。

しかし、小規模な法人の場合は地域の見込み客を獲得できれば十分であり、競合もSEOに力を大きく入れてないのであれば作成する必要はありません。
むしろその予算はニーズが顕在化しているKW(例:税理士 横浜)等でGoogle検索広告やmeta(Facebook/Instagram)広告で問い合わせやリードを獲得した方が、短期的な集客には大きく貢献します。

コンテンツSEO概要や上位表示させる具体的な記事作成方法を知りたい方は、SEO対策の記事書き方【19原則】文章構成の作成方法を詳しく解説をご覧ください。

テクニカルSEO内部対策

テクニカルSEOとは「ユーザーには見えないが、Googleのbotに情報を正しく伝えるための施策」になります。HP制作会社は、HP制作の専門家ですが「SEOに強いHP制作の専門家」ではありません。

テクニカルSEOは、SEOコンサル等専門家ではないと分からないことが多いため、順改善のためには必要なプロセスになります。

サイト内部のマイナス要素を消す

Google検索での順の決まり方は、大きく分けて3つに分類されます。
「ドメイン評価」+「ページ評価」-「サイトのマイナス」
※分かりやすく表現するために、一部正確性を欠いた表記ですが、順向上には問題ありません。

【サイトテクニカルなマイナス要素例】
・重複するタイトルのページが存在する
重複するコンテンツページが存在する
・robots.txtの記述が間違っている
・ページスピードが遅い
・文字が小さすぎる
・ページの重要な部分が画像で作成されている
・サイトがSSL化されていない
・内部リンクが存在しないページにつながっている

【内部SEO対策について詳しく知りたい方向け】内部SEO対策とは?の疑問を全て解決!初心者でもわかりやすく対策手順を図解。

内部リンクのアンカーテキストの最適化

各ページへのリンクのアンカーテキストに「狙うたいKW」が入っていることは、内部SEOでは重要です。

Googleのアルゴリズムはページの内容だけでなく、そのページへのリンクに含まれているKWも順ファクターの一つとして考慮していると推察されています。
パンくずリストやページ同士の内部リンクのアンカーテキストを最適化できるHP制作会社さんも一部いますが、多くのサイトでは最適化されていないのが現状です。

サイト全体の検索順位を押し上げるための内部リンク貼り方を知りたい方は内部リンクとは?SEO効果の高い内部リンク対策をご覧ください。

内部リンクの傾斜(リンクジュース)の調査

サイト設計するにあたって、内部リンクの傾斜(リンクジュース)も重要なファクターとして考えられています。内部リンクが集まっているページを重要なページとして認識するためです。

しかし、HPで実際に貼られている内部リンクの数と公式の計測ツールであるGoogle SearchConleで認識されている数が乖離していることが良くあります。
内部調査を行い、最適化することでTOPページの順が向上することが多々あります。

E-E-A-T対策

“E-E-A-T” は、Googleのアルゴリズムやウェブページのランキングに関連する重要な概念の一つです。E-A-Tは、以下の3つの要素を表す頭字語です。


Expertise(専門性): ウェブページやコンテンツの制作者が特定のトピックや分野において専門的な知識やスキルを持っていることを示します。専門性は、コンテンツが信頼性のある情報を提供するかどうかに影響を与えます。
Authoritativeness(権威性): ウェブページやコンテンツの制作者がその分野で権威的であることを示します。信頼性のある情報源から引用されたり、専門家や評価の高い機関から認められたりすることが含まれます。
Trustworthiness(信頼性): ウェブページやコンテンツが信頼性のある情報を提供し、読者のプライバシーやセキュリティを保護するための適切な対策を講じていることを示します。信頼性が低いウェブページは、ランキングが下がる可能性があります。

E-A-Tは、特に医療、法律、財務などの専門的な情報を提供するウェブページに関連して重要です。
Googleは、ユーザーに高品質で信頼性のある情報を提供することを重視し、E-A-Tの要素を評価してウェブページのランキングを決定します。ウェブページの制作者は、E-A-Tの原則に従い、高品質で信頼性のあるコンテンツを提供することが重要です。

上記にExperience(経験)を加えたものがE-E-A-Tです。

適切な被リンク対策

「〇〇 会計士」、「〇〇 税理士」といった、地域KWを狙うに当たって、一番重要なのは被リンク対策(リンクビルディング)です。実態のない
サテライトサイトからリンクを大量に貼るというスパムリンクではなく、行政ドメインや地域に根ざしたビジネスを展開している他社との提携、商圏の被らない同業他社との提携がといった実態のあるリンクビルディングが現在のSEOのリンク獲得には重要な考え方になります。

SEO外部対策やドメインパワー概要、ドメインパワーが及ぼすSEO効果とドメインパワー向上させる方法について詳しく知りたい方は「ドメインパワーが検索順位に与える影響とSEO効果について解説します」をご覧ください。

関連記事:被リンクとは?獲得方法17選。効果のあるリンクの基準について解説

著者情報の明記及び構造化データ作成

適切なリンクビルディングで、ドメインの信頼性を高めるだけでは、不十分です。
コラムやサービスページにも監修者や著者情報を掲載することで、ページ単での「信頼性」、「権威性」も重要です。
また、その著者情報を正しくGoogleの検索エンジンに伝えるためにも「構造化データ」というJ-son+ldを用いたbot向けの記述をすることが有効です。

MEO対策

GoogleMap上に表示されるGBP(旧Googleマイビジネス)アカウントの対策も、ローカルSEOにおいて重要です。MEO対策では、クチコミへの返信ノウハウやその速度が、MAP上での上表示が鍵になります。

また、悪いクチコミを放置してしまうとそのまま、問い合わせ率の低下に繋がるので対応策が必要です。

大規模な税理士・会計士事務所と相性の良いコンテンツマーケティング

大規模な税理士・会計士事務所と相性の良いコンテンツマーケティングについて、ご紹介します。

SEO記事+公式LINEアカウントへの誘導

コラムを作成して、アクセスがついているのに公式LINEアカウントを構築していない場合、売上拡大の余地があります。

商圏の範囲内の公式アカウント登録者は、見込み客としては確度が高く多店舗展開しているのであれば導入したい施策になります。

SEO記事+メールマガジンへの登録

ご存知の通り個人事業主や経営者は常に、節税の方法や最新の法改正の情報を欲しがっています。
リードの管理を行い、定期的に有益なマーケマガジンを送付することで案件化することが多々あります。

メールマガジンの配信は、コストがかかりますが サイトへのアクセスが多く毎月新しく多数のリードが取れる場合には積極的に行っていきたい施策になります。

Facebook/Instagramアカウント運用

経営者や個人事業主が多く利用している、FaceBookやInstagramでアカウントを運用するのも、商圏が大きく取れる大規模法人では有効です。
しかし、外部へ委託すると運用費用が高くなるのがデメリットです。

リードナインが税理士・会計士事務所のSEOに強い理由

当社が税理士・会計士事務所のSEOに強い3つの理由をお伝えします!

適切な被リンク選定のノウハウ

ローカルSEOで順向上で、重要なファクターとなっているのが「被リンクの選定」です。
全てのサイトが同じ被リンクを獲得すればいいという訳ではありません。
業種や狙いたいKWに対して、効果的な被リンク施策を行うことがSEOの上表示への近道になります。

特に、「なんでこんな古くて、コンテンツも薄いページがうちのサイトよりも上にいるんだろう・・・・・・」
という疑問を持っている場合は被リンクの質で負けている可能性があります。

当社は、ローカルSEOのリンクビルディングのノウハウに自信を持っており、税理士・会計士事務所だけでなく、歯医者、皮膚科、AGAクリニック等、多数のサイトを上表示させてきました。

ローカルSEOへの豊富な知見

ローカルSEOが有効なのは、税理士事務所、会計士事務所だけではありません。
同じ地域KWを狙うにしてもAGAクリニック、自費診療の皮膚科等、多額の広告費をかける激戦区のKWで上表示してきた実績があります。

例えば、経験のないSEOコンサル入った場合、コラムコンテンツを充実充実させて上表示させるという提案をすることがあります。

これは、複数店舗展開していたり、有資格者を多数抱えている大手事務所であれば費用対効果が見込こめます。

しかし、一人親方や2-3人しかスタッフが在籍していない事務所では、無駄なコストになるケースが多々あります。貴重な経営資源である、運転資金と時間を節約するために、まずはお話をお伺いできればと考えております。

HPの改修まで一気通貫で対応

当社の特徴として「提案した内容を自社で実装できる」点にあります。
コンサルを受けて指示書を受け取っても、それを実装できる技術力のあるHP制作会社と付き合いがなければ意味がありません。

当社では、定常費用内で提案した内容を実装まで一気通貫で対応します。
※改修内容によっては、別途お見積もりさせて頂くケースもあることご承知お願いします。

【最後に】当社サイト 主要キーワード順位状況

以下は、当社サイトの主要検索キーワード順位状況です。

自社サイトのSEOキーワード順位の結果が示す通り、私たちの専門性と経験を駆使して、サイト立ち上げから約2年で顕著な検索順位上位表示を実現しました。最新のSEO戦略と緻密なキーワード分析を組み合わせることで、お客様の可視性を高め、競合他社との差別化を図ります。

【PR】当社では検索順位の上位化は当然で、売上最大化をゴールとした
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