SEO効果を発揮する内部リンクの貼り方・設置方法を解説
内部リンクを適切に設置することは、ユーザーがサイトを使いやすくなるだけではなくSEOにおいても大きな役割と効果を発揮して、サイト全体の検索順位を押し上げることができます。
本記事では、内部リンクの概要やSEOにおいて内部リンクが果たす役割を体系的にご理解いただけるよう解説しています。さらにSEO効果のある内部リンク設定方法まで具体的に記載しています。
内部リンク対策は、サイト内の内部リンク設計を見直して、関連ページを繋ぐだけで大きなSEO効果を得ることができる対策のため、本記事を読みながら実践してください。
関連記事:内部SEO対策とは?『施策重要度』と『効果』を一覧で解説。
サイトのマイナス課題をSEO内部対策で改善。(URL正規化、サイト構造整理、内部リンク設計構築)
業種・企業規模
- ISO認証サービス・1000名以上
対策期間・成果
- 2ヵ月(2022年6月〜7月)・アクセス数1.4倍
【PR】弊社では検索順位の上位化は当然で、売上/受注数最大化をゴールとした
SEO対策・コンサルティングをご提供していますのでよろしければご覧ください。→SEO対策サービスはこちら
内部リンクとは
内部リンクとは、1つのサイト内にあるページ同士を繋ぐリンクを指します。
サイト内の関連するページ同士が、適切に内部リンクで繋がれているとGoogleとユーザーからの評価が向上して検索順位があがります。
内部リンクの設計は、Googleにサイトやページ内容を伝えるための内部SEO対策に含まれる施策の一つで、内部対策の中でも検索順位向上に大きく影響を与える施策です。
内部リンクの数に決まりはない
よくあるご質問で
内部リンクを何個くらいつなげばいいのか
内部リンクが多すぎるとマイナス評価をうけるのか 内部リンクの適正数はあるかどうか
結論、内部リンクの最適な数はありません。また基本的には、内部リンクを繋ぎすぎたからという理由でGoogleからマイナス評価をうけることもありません。
Googleが公式に下記の見解を述べています。
<Googleがページを検出できるよう手助けする>
(中略)
・1 ページのリンクを妥当な数に抑えます(最大で数千個)。
Google検索セントラル ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)
そのため特に内部リンク数に決まりはなく、サイト内の関連ページをつなぎ、ユーザーが使いやすいサイト設計にすることが大切といえます。
内部リンク確認方法
内部リンクの確認は、GoogleサーチコンソールというGoogleが無料で提供しているサイト分析ツールで確認することができます。
外部リンクと内部リンク違い
外部リンクとは、外部のサイトから貼られるリンクを指し、外部リンクのことをSEO用語で被リンクと呼びます。外部リンク(被リンク)も検索順位に大きな影響があるため、被リンクとSEO効果について詳しく知りたい方は「ドメインパワーが検索順位に与える影響とSEO効果について解説します」をご覧ください。
関連記事:SEO外部対策で実施すべきこと効果のない施策を解説
内部リンクが果たす役割
Googleがページを発見して、結果画面上に反映させるために、以下の4つの工程を踏みます。
- クローリング :Googleクローラー(bot)がインターネット上を巡回
- ディスカバー(URLの発見):クローリングしながら、ネット上のページURLを発見
- インデックス:クローリングして集めたWEBサイト情報をGoogleのデータベースに格納。
- ランキング(順位付):格納した世界上のWEBサイトから、ユーザーが検索したキーワードに対してGoogle検索エンジンの無数のアルゴリズムから役に立つWEBサイトをランキングして検索画面に反映させます。
そして内部リンクは、Googleがページを発見するのを助ける役割やGoogleがサイト(ページ)の関連性を伝える役割、サイトを構成しているページをすみずみまで理解させる役割があります。
クローラビリティを高める
インターネット上には無数にページが存在しており、日々新しいサイトやページがネット上に公開、更新されています。Googleはネット上にあるページ情報を日々チェックするために、クローラー(ページ情報を読み取るロボット)を巡回(クローリング)させることでインターネット上に公開、更新されたページ情報検知します。
内部リンクはクローラーが巡回する導線の役割を果たします。内部リンクがきちんと設計されていると
・クローラーが巡回するの網(内部リンク)を張り巡らし、新規コンテンツのインデックスを早める。
・コンテンツの情報を最大限持ち帰ってもらうためにも、内部リンクでクローラーを誘導する。
上記の役割を果たして、クローリングを促進してくれます。
インデックスを促進する
既に評価されているページから、まだインデックスされていないページに内部リンクを貼るとインデックスされるまでの時間が早まります。またサイト内に内部リンクが張り巡らされていると、ページを修正した際に内部リンクを辿り素早くインデックスしてくれます。
ユーザーエクスピリエンス向上
内部リンクでは、コンテンツに関連したリンクの設置が重要です。
例えば、「SEO対策」というキーワードで作成したコンテンツの中に、「SEOを外注する際の費用の平均」という見出しを作ったとします。
既存記事で、外注費用について書かれている記事があれば、見出しの終盤に内部リンクを設置すると、ユーザーにとって親切です。
ユーザーにとって有益な情報を提供し、サイト内を回遊させ滞在率を上げることで、サイト全体の評価が高まり、上位獲得やインデックスがしやすくなります。
ります。また見たいページへのリンクが見やすい位置に設置されているとユーザビリティが向上します。
内部リンクのSEO効果とは
内部リンクは既存ページを繋ぐだけで、様々なSEO効果が発揮されます。SEO対策には、新規でページを作成したり、サイトシステムをいじったりなど多くの時間や労力を必要とする対策があります。
一方で内部リンク対策は、サイト内の内部リンク設計を見直して、関連ページを繋ぐだけで大きなSEO効果を得ることができるため費用対効果の高い対策のためぜひ実践してもらいたい対策です。
検索順位の向上
上記は、関連する記事同士を内部リンクで繋いだ結果、約1ヶ月で順位が30位から7位まで上昇しました。
関連する既存ページを内部リンクで繋ぐだけで、短期間で検索順位を上昇させる効果があります。
他にも検索順位を上げるためのSEO対策を知りたい方は、Googleがサイトを評価する「ルール」と「評価基準」をまとめた「【2024年最新】SEOとは?SEO対策で上位表示させる方法を解説」をご覧ください。
PV(ページビュー)が増える
ユーザーが意図や潜在ニーズに合わせた関連サービスや記事への導線があることにより、サイト全体のPV数が増えます。
よりPVを増やすためには、以下のことを意識しましょう。
【PVを増やすための内部リンク施策】
- コンテンツに適した内部リンクを設置する
- ユーザーがクリックしやすい位置に設置する
内部リンクを貼る際は、ユーザーのことを意識することが大切です。ユーザーに対して、どのような情報が必要なのかを明確にして、適切なコンテンツに誘導しましょう。
自社サイトのアクセス数、PV数を確認する方法は「自社と競合サイトのアクセス数を調べる方法」をご覧ください。
ページ遷移率向上
内部リンクを貼ることで、次々に関連ページを読み進めてもらうことで直帰率と離脱率を下げることができます。遷移率は、Googleがサイトを評価している重要アルゴリズム指標の一つなので、遷移率の向上はSEO効果が見込めます。
ページ遷移率を上げるためには、以下の方法が挙げられます。
【ページ遷移率を上げる方法】
- 見出しに関連した内部リンクを貼る
(例:SEOの平均費用の見出し→外注費用のリンクを貼り付ける) - 内部リンクのデザインの最適化
(例:バナー設置、ボタン設置、テキスト誘導など) - 自然に誘導する
ページに誘導させたいと思って、関連性がない内部リンクを貼り付けると、逆に評価が下がる場合があります。そのため、見出しに適したリンクを設置して、誘導することが大切です。
滞在時間が増える
流入があったページから、内部リンクを辿ってサイト内の様々なコンテンツを閲覧してもらえるので結果滞在時間が増えます。滞在時間の長さはGoogleがサイトを評価している重要アルゴリズム指標の一つなので、ユーザー滞在時間を増やすことはSEOでとても大切です。
また、内部リンクによって誘導されたユーザーは、潜在層でもあります。そのようなユーザーに適切な情報を提示すると、CVにつながります。遷移率や滞在時間を増やすことで、サイト内全体の評価を高めて上位表示を目指し、ユーザーに対して快適なサイト作りを目指しましょう。
内部リンク数と検索トラフィックの関連性
内部リンクと検索トラフィックの相関関係をが調査した結果、
内部リンクを多く集めているページほど検索トラフィックが多いことがデータで明らかになっています。
内容は、1,800サイトを対象に2,300万本の内部リンクを調査したもので、
内部リンクが0本〜4本しか張られていないページと比較すると、
40本〜44本の内部リンクが張られているページはトラフィックが4倍も多いと調査結果で判明しました
内部リンクとPage Rank(リンクジュース)
SEO効果を高める、内部リンク設置をするめに大切な概念が
「Page Rank」と「リンクジュース」です。
結論、内部リンク設置でサイト全体順位や、対象ページを上位表示するためには、
関連ページから内部リンク(リンクジュース)を集め、上位表示を狙うページの「Page Rank」を高めることが重要です。
ページランク(PageRank)とは
2016年までは「Googleツールバー」というツールが提供されており、
被リンクを基準に評価して、
Webサイトを「0~10」の11段階でランク付けするGoogle検索エンジン独自のランキング指標を計測することができました。
しかし2013年にGoogleはツールバー上のページランクの更新を停止し、2016年には公開も完全に停止しているためGoogleツールバーでの計測はできませんが、今でも代替手段としてSEOツールのエイチレフスやMoz(モズ)などで計測することが可能です。
リンクジュースとは
リンクジュースとは、サイト全体に流れるページランクパワーの流れを表すSEO用語です。
このリンクジュースを意識して、上位表示を狙うページへ内部リンクを繋ぎ、それぞれのページランクパワーを流してあげることで流されたページのページランクが上がり、上位表示を狙いやすくなります。
【関連記事】ドメインパワーの目安(平均)とは?計測チェック方法、上げ方やSEO効果を解説。
SEO効果の高い内部リンクの貼り方(最適化方法)
現在のSEO対策で大切なことは、一つのページだけでなくサイト全体でユーザーの悩みや検索意図を満たすサイト設計、コンテンツ作りをすることです。ユーザーにサイト全体で検索体験してもらうためのコンテンツSEOを詳しく知りたい方は「SEO対策の記事書き方【19原則】文章構成の作成方法を詳しく解説をご覧ください。
ユーザーの検索ニーズを満たすコツは、顕在ニーズだけでなくユーザーの潜在ニーズまで事前に把握して1つのページから派生して、潜在ニーズを満たすコンテンツページを内部リンクで繋ぐことです。
内部リンクでSEO効果を高めるために、一点確認して欲しいことがあります。
それは1つのページに辿り着けるURLが複数ないかチェックすることです。1つのページに飛ぶことのできるURLを1つにすることをSEO用語でURLの正規化といいます。URLの正規化をすることで、GoogleからURLの評価を分散させることなく認識させることができます。
よくあるURLの正規化がされていない例
URL末尾のindex.htmlの有り無し
www の有り無し、サブドメイン
PC用とモバイル・スマホ用で、コンテンツは同じだがURLが異なる
http httpsの複数ページが存在する
3クリックで辿り着ける内部リンク設計
3クリックルールとは、サイトを構成しているページに3クリックでたどり着けるようなサイト設計と内部リンク設計がユーザーにとって使いやすいサイトであると、WEB業界内での通説です。
3クリックルールを意識することで、サイトのカテゴライズが整理され、内部リンクがサイト内に張り巡らされるため、ユーザーが使いやすいサイトになるだけでなく、Googleからもサイト構成を認識してもらいやすいサイト設計となります。
サイト設計や、記事同士の内部リンクで意識して欲しいことは、独立しているページをつくらないことです。仮に一つ一つは良いコンテンツページであっても、ページが内部リンクで繋がれておらず独立している状態だとGoogleにページ同士の関連性がしっかり伝わらずもったいない状態となります。
サイト内の関連ページ同士を内部リンクで繋ぎ、サイト内のページが蜘蛛の巣のようにリンクで張り巡らせることでページ同士の関連性がGoogleに伝わるだけでなく、評価の高いページパワーが低いページにも流れていき相乗効果が発生してサイト全体の順位が高まります。
アンカーテキストには必ずリンク先ページを表すキーワードを入れる
アンカーテキストとは、文章にリンクURLが設置されているテキストを指します。
アンカーテキストは、Googleにリンク先のページ内容を端的に伝える効果があります。そのため、リンク先のページ内容を端的にまとめた文章をアンカーテキストに設定しましょう。
またユーザーは青色のテキストをリンクが設定されている文章と認識しているため、アンカーテキストリンクの色は青色に設定してください。
良い例)
◯ SEOコンサルティングサービスはこちら ◯ 検索順位を上げるためのSEO対策のやり方
悪い例)
× 詳しくはこちら× 関連サービスはこちら
検索順位を上げたいページに内部リンクを集める
Googleはリンクの集まる重要なコンテンツと認識して、クローラビリティを高めてページの価値を高めます。
そのため検索順位を上げたいページに対して、関連ページからリンクを集めることでGoogleにページ重要度が伝わり検索順位を上げることができます。ポイントは、関連しているページから内部リンクを集めてください。
リンクしてもらえる内部リンクを設置する
内部リンクを設置してもユーザーからリンクしてもらえないとしっかりSEO効果を発揮できません。
ポイントは、クリックしてもらえるような配置やデザイン、CTAで内部リンクを設置してユーザーにクリックしてもらいやすいように内部リンクを設置することです。
自然な流れで関連記事に内部リンクを貼る
記事の文章内に、自然な流れで関連する記事リンクを内部リンクで貼り付けます。
顕在ニーズだけでなく、潜在ニーズまで満たすことのできる関連記事を挿入できるとよりユーザー満足度が高まります。
記事同士を内部リンクで繋ぐときのコツ
・新規タブではる・カードとテキストリンクを使い分ける・さりげなく挿入する・興味をもってもらえる、文章ながれにする・PR色を極力なくす
注意点は、文章内のリンクされない不自然な、内部リンクは逆にGoogleからマイナス評価を受けます。そのため記事同士を内部リンクで繋ぐ際は、ユーザーが知りたい関連記事を文章構成に沿って内部リンクで繋いでください。
ユーザーとGoogleから評価されるための、記事作成と文章構成の作り方は「最新のSEO効果が高いリライト方法を公開‼︎Googleと読者に評価されるリライトとは?」をご覧ください。
内部リンク設置のチェックリスト
記事内に内部リンクを設置する際、いくつかチェックしたいことがあります。
今回、チェックリストとしてまとめました。
【内部リンク設置のチェックリスト】
- URLが最適化・正規化されているかどうか
- テキストだけでリンク先がわかるかどうか
- 評価を上げたいページにリンクを飛ばしているかどうか
サイト評価を上げたいリンクに対してランダムに飛ばすのではなく、関連性があるリンクに誘導することが重要です。
URLが最適化・正規化されているかどうか
内部リンクを設置する際、遷移先のリンクに目を向けましょう。
URLが最適化・正規化されていないと、クロールに時間かかり、インデックスされるまでに時間がかかる場合があります。
そのため、以下の点をチェックしましょう。
【URLの最適化・正規化チェックリスト】
- スマホとパソコンでリンクが統一されているか
→スマホ用にリンクを作成すると(com/sp/)のようなリンクに変換されることがある
(スマホとパソコンで同じリンクにすることが理想) - index.htmlが含まれているかどうか
- wwwが含まれているかどうか
→いずれもリンクによってバラつきがあることはNG
理想は、パソコンとスマホで共通のリンクにし、バラつきがないようにしましょう。
記事によって、「www/~~co.jp」「/co.jp」などが混在していると、クロールに時間がかかる場合があります。また、リンク切れを起こしていて、飛べないようなリンクはNGです。
遷移先のURLが合っているかどうか、リンク切れを起こしていないかどうかも、設置前にチェックすることが大切です。
テキストだけでリンク先がわかるかどうか
内部リンクをサイトに貼る際、テキストだけで遷移先の説明をすることも大切です。
こちらは、通称アンカーテキストと呼びます。
遷移先のリンクをテキストで伝えることで、ユーザーに対して遷移先の情報を伝えられるほか、クローラーに対しても同様に伝えられるので、記事の評価が上がります。
OK例とNG例を紹介すると、以下のとおりです。
(SEOの外注費用のリンクに飛ばすことを想定した場合)
【内部リンク設置のOK例とNG例】
- OK例:SEOの外注費用について知りたい人は以下のリンクを参考にしてください
→記事タイトル+リンクの設置 - NG例:SEOの外注費用について知りたい人は「こちら」を参考にしてください
→「こちら」に遷移先のリンクを貼り付ける
リンクを設置する場合は、できる限り評価を上げたい・対策したいキーワードをアンカーテキストに含めましょう。多くの場合、遷移先のタイトルをそのままコピーして、アンカーテキストとして使っています。
評価を上げたいページにリンクを飛ばしているかどうか
リンクジュースの項目でも紹介しましたが、ページランクが高いサイトや記事から、対策したいサイトに内部リンクを貼ることで、遷移先のページランクが上がります。
その結果、遷移先のページで上位表示を狙いやすくなります。
また、Googleでは内部リンクの数によってサイトの評価が判断されることがあるため、対策したいページには積極的に内部リンクを貼りましょう。
その際、以下の点に気を付けることが大切です。
【内部リンク設置の際に気を付けること】
- 記事に関連性が高い場合のみリンクを貼る
- カテゴリに関連性があるページにのみリンクを貼る
どの記事にも、ランダムでリンクを貼り付けてしまうと、スパム扱いされてしまい、逆に順位が下がることもあります。このような事態を避ける意味でも、適切な場所にリンクを貼るようにしましょう。
内部リンクの貼り方(設置場所)
パンくずリスト
ぱんくずリストの役割は以下2つです。
① ユーザビリティの観点(回遊率に影響)
② クローラの巡回を助けクローラビリティの向上
グローバルナビゲーション
グローバルナビゲーションの役割は以下の2つです。
① ユーザが見たいページを発見を助けて、サイト内の回遊性が上がる。
② Googleにサイト内での重要なコンテンツを知らせる
ナビゲーションは画像ではなくテキストで記述してください。
フッターナビゲーション
フッターナビゲーションは、サイトの最下部にあるメニューのことを指します。特商法に関する表記や、企業情報、サービス一覧などがおもにまとめられています。
alt属性画像リンク
alt属性とは検索エンジンが画像を認識する際に参考にする画像内テキストです。altタグはサイト内に使用されている全ての画像にキーワードを入力します。
altタグのキーワード入力でも特に重要になるケースが、バナー画像にリンクが貼られているケースです。バナーリンクの場合、altタグに記載されているキーワードがアンカーテキストの役割を果たすため、バナーリンク画像のaltタグには必ず、リンク先のページ内容を端的に表したキーワードを入力してください。
サイトマップ
サイトマップとはGoogleとユーザーに向けてサイト構造を伝えるための地図のようなマップです。
サイトマップには2種類あります。
① HTMLサイトマップはユーザーにサイト構造をわかりやすく伝えるためにサイト内に設置します
② XMLサイトマップはGoogle検索エンジンにサイト構造を伝えるためにGoogleサーチコンソールやWordPressであればプラグインから送信します
・(XMLサイトマップ)作成方法
∟sitemap xml editor
∟sitemap xml generator
∟WordPressであればプラグインの一例ですが「Google XML Sitemaps」を利用して作成します。
サイトマップが無いサイトは、リンク構造の貧弱さから重要なページがうまくGoogleから認識されてない可能性もあるため必ず設置するようにしてください。
内部リンク設定の種類
内部リンクを繋ぐためのリンクを設置する方法を4つ紹介します。
テキストで内部リンクを設定
上記。赤枠内のように、リンク先ページを表す文章をアンカーテキストに設定して内部リンクを設定するやり方です。使う場面で多いのは記事同士の内部リンク設定をする際にさりげなく、リンクを設定したいときに文章に内部リンクを設定することが多いです。
バナー画像で内部リンクを設定
バナー画像にリンクを設置する場合は、画像のaltタグに設定されているキーワードがアンカーテキストの役割を果たします。バナーにリンクを設定する際は、必ずaltタグにリンク先のページを端的に表すテキストを設定してください。
バナーリンクで内部リンクを設定する場面は、リンクを目立つように設置したいときにバナーで内部リンクを設置することが多いです。
CTA(ボタン)で内部リンクを設定
上記のイメージでCTA(ボタン)で内部リンクを設定します。
CTAで内部リンクを設置する場面は、サービスページや資料請求、問い合わせの内部リンクを設置するときはCTAでリンクを設定することが多いです。※決まりがあるわけではありません
内部リンク設置に関する注意点
内部リンクを設置する際、いくつか注意点があります。
注意点を意識しないと、スパム扱いされたり、インデックスされなかったりと、トラブルが発生します。
そのため、以下の設置する際は以下の注意点を意識しましょう。
【内部リンクを設置に関する注意点】
- 関連性がないページにはつなげない
- 内部リンクの過度な詰込み
- リンク切れのチェック
これらを意識することで、正しい内部リンクの設置ができるようになります。
関連性がないページにはつなげない
内部リンクを設置する際、関連性がないページには繋げないようにしましょう。ランダムでリンクを飛ばしたところで、ユーザーは遷移しません。
何より、クロールに関連性がないページとして認識されてしまいます。その結果、上位表示ができなくなるため、関連性があるページにのみ内部リンクを飛ばしましょう。
また、ユーザーが混乱しないように、自然な流れで誘導することが大切です。
NG例を紹介するので、以下を参考にしてください。
【誘導のNG例】
例えば、この記事はSEOに適切な内部リンクを紹介しています。
内部リンクといえば、外注も可能です。
以下の記事で、SEOの費用についてまとめているので参考にしてください。
~アンカーテキスト~
この場合、内部リンクと外注費の関係性がありませんし、内部リンクにするには不自然すぎます。
そのため、記事の内容に沿った自然な流れで誘導することを心掛けましょう。
内部リンクの過度な詰込み
内部リンクの過度な詰め込みは、サイト内評価を下げるだけです。
設置する場合は、過度な詰め込みは避け、適切な数を入れることをおすすめします。
Googleのガイドラインには、以下のことが記載されていました。
”1 ページあたりに含まれるリンクの数に関して、理想的な値というものはありません。
引用:Google検索セントラル(ウェブマスターガイドライン)”
1記事あたりに設置できる内部リンクの数の制限はないものの、多すぎると検索結果に悪影響を及ぼす恐れがあります。そのため、内部リンクを飛ばす場合や、ほかの記事からリンクを受ける場合は、過度に詰め込みすぎないようにすることが大切です。
リンク切れのチェック
内部リンクをする際、リンク切れのチェックにも目を向けましょう。
すでに記事が削除されている場合や、元記事を削除して新しく作り直した場合は、遷移先に飛べなくなります。その状態でクロールされると、リンク切れを起こしている記事と認識されてしまい、サイトの評価が下がる原因になります。
また、ユーザーからしても、興味を持ってリンクを押したにも関わらず、遷移できないとストレスを与えてしまいます。クローラーへの評価や、見込み客へのアプローチを徹底する意味でも、リンク切れのチェックは定期的におこないましょう。
リンク切れチェッカーを使えば、自社サイトの内部リンクのリンク切れを抽出してくれます。内部リンクを飛ばす前に、一度チェックをかけてみるとよいでしょう。
SEO効果のある内部リンク貼り方まとめ
- Q内部リンク最適化の方法は?
- Q内部リンクのSEO効果は?
サイト内の関連するページ同士を内部リンクで繋ぐことは大前提で、SEO効果を発揮するための内部リンク貼り方で大切なことは、ユーザーにリンクしてもらえるように内部リンクを貼ることです。
コツとしては、ユーザーの他にも知りたいであろう潜在ニーズまで考えながら関連ページを内部リンクで繋ぎ、押しやすいデザインや文字の大きさで設置することがとても大切です。
また内部リンクでSEO効果を高めるために、内部SEO対策の概要を知っておくとより効率的に正しく内部リンクを設置することができるため、「内部SEO対策とは?の疑問を全て解決!初心者でもわかりやすく対策手順を図解。」も合わせてご覧ください。
【最後に】当社サイト 主要キーワード順位状況
以下は、当社サイトの主要検索キーワード順位状況です。
自社サイトのSEOキーワード順位の結果が示す通り、私たちの専門性と経験を駆使して、サイト立ち上げから約2年で顕著な検索順位上位表示を実現しました。最新のSEO戦略と緻密なキーワード分析を組み合わせることで、お客様の可視性を高め、競合他社との差別化を図ります。
【PR】当社では検索順位の上位化は当然で、売上最大化をゴールとした
SEO対策・コンサルティングをご提供していますのでよろしければご覧ください。→SEO対策・コンサルサービスはこちら