内部リンクとは?SEO効果の高い内部リンク貼り方

内部リンクを適切に設置することは、ユーザーがサイトを使いやすくなるだけではなくSEOにおいても大きな役割と効果を発揮して、サイト全体の検索順位を押し上げることができます。

本記事では、内部リンクの概要やSEOにおいて内部リンクが果たす役割を体系的にご理解いただけるよう解説しています。さらに検索順位をあげるための内部リンクの貼り方、SEO効果のある内部リンク設定方法まで具体的に記載しています。

内部リンク対策は、サイト内の内部リンク設計を見直して、関連ページを繋ぐだけで大きなSEO効果を得ることができる対策のため、本記事を読みながら実践してください。

内部リンクとは

内部リンクとは、1つのサイト内にあるページ同士を繋ぐリンクを指します。

内部リンクとは

サイト内の関連するページ同士が、適切に内部リンクで繋がれているとGoogleとユーザーからの評価が向上して検索順位があがります。

内部リンクの設計は、Googleにサイトやページ内容を伝えるためのSEO内部対策に含まれる施策の一つで、内部対策の中でも検索順位向上に大きく影響を与える施策です。

内部リンクの数に決まりはない

よくあるご質問で

内部リンクを何個くらいつなげばいいのか
内部リンクが多すぎるとマイナス評価をうけるのか 内部リンクの適正数はあるかどうか

結論、内部リンクの最適な数はありません。また基本的には、内部リンクを繋ぎすぎたからという理由でGoogleからマイナス評価をうけることもありません。

Googleが公式に下記の見解を述べています。

<Googleがページを検出できるよう手助けする>

(中略)

・1 ページのリンクを妥当な数に抑えます(最大で数千個)。

Google検索セントラル ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)

そのため特に内部リンク数に決まりはなく、サイト内の関連ページをつなぎ、ユーザーが使いやすいサイト設計にすることが大切といえます。

内部リンク確認方法

内部リンクの確認は、GoogleサーチコンソールというGoogleが無料で提供しているサイト分析ツールで確認することができます。

サーチコンソール内部リンク確認方法

外部リンクと内部リンク違い

外部リンクと内部リンク違い

外部リンクとは、外部のサイトから貼られるリンクを指し、外部リンクのことをSEO用語で被リンクと呼びます。外部リンク(被リンク)も検索順位に大きな影響があるため、被リンクとSEO効果について詳しく知りたい方は「ドメインパワーが検索順位に与える影響とSEO効果について解説します」をご覧ください。

内部リンクが果たす役割

Googleがページを発見して、結果画面上に反映させるために、以下の4つの工程を踏みます。

  1. クローリング :Googleクローラー(bot)がインターネット上を巡回
  2. ディスカバー(URLの発見):クローリングしながら、ネット上のページURLを発見
  3. インデックス:クローリングして集めたWEBサイト情報をGoogleのデータベースに格納。
  4. ランキング(順位付):格納した世界上のWEBサイトから、ユーザーが検索したキーワードに対してGoogle検索エンジンの無数のアルゴリズムから役に立つWEBサイトをランキングして検索画面に反映させます。

そして内部リンクは、Googleがページを発見するのを助ける役割Googleがサイト(ページ)の関連性を伝える役割サイトを構成しているページをすみずみまで理解させる役割があります。

クローラビリティを高める

Googleクローリング

インターネット上には無数にページが存在しており、日々新しいサイトやページがネット上に公開、更新されています。Googleはネット上にあるページ情報を日々チェックするために、クローラー(ページ情報を読み取るロボット)を巡回(クローリング)させることでインターネット上に公開、更新されたページ情報検知します。

内部リンクはクローラーが巡回する導線の役割を果たします。内部リンクがきちんと設計されていると

・クローラーが巡回するの網(内部リンク)を張り巡らし、新規コンテンツのインデックスを早める。
・コンテンツの情報を最大限持ち帰ってもらうためにも、内部リンクでクローラーを誘導する。

上記の役割を果たして、クローリングを促進してくれます。

インデックスを促進する

Googleインデックス促進

既に評価されているページから、まだインデックスされていないページに内部リンクを貼るとインデックスされるまでの時間が早まります。またサイト内に内部リンクが張り巡らされていると、ページを修正した際に内部リンクを辿り素早くインデックスしてくれます。

ユーザーエクスピリエンス向上

ユーザーエクスピリエンス

ユーザーの潜在ニーズを満たす関連記事を、内部リンクで繋ぐことでユーザー満足度が上がります。また見たいページへのリンクが見やすい位置に設置されているとユーザビリティが向上します。

内部リンクのSEO効果とは

内部リンクは既存ページを繋ぐだけで、様々なSEO効果が発揮されます。SEO対策には、新規でページを作成したり、サイトシステムをいじったりなど多くの時間や労力を必要とする対策があります。

一方で内部リンク対策は、サイト内の内部リンク設計を見直して、関連ページを繋ぐだけで大きなSEO効果を得ることができるため費用対効果の高い対策のためぜひ実践してもらいたい対策です。

検索順位の向上

上記は、関連する記事同士を内部リンクで繋いだ結果、約1ヶ月で順位が30位から7位まで上昇しました。

関連する既存ページを内部リンクで繋ぐだけで、短期間で検索順位を上昇させる効果があります。

他にも検索順位を上げるためのSEO対策を知りたい方は、今現在(2022年5月時点)Googleがサイトを評価する「ルール」と「評価基準」をまとめた検索順位を上げるSEO対策。狙っているキーワードで上表表示させる方法を解説をご覧ください。

PV(ページビュー)が増える

ユーザーが意図や潜在ニーズに合わせた関連サービスや記事への導線があることにより、サイト全体のPV数が増えます。

自社サイトのアクセス数、PV数を確認する方法は「自社と競合サイトのアクセス数を調べる方法」をご覧ください。

ページ遷移率向上

内部リンクを貼ることで、次々に関連ページを読み進めてもらうことで直帰率と離脱率を下げることができます。遷移率は、Googleがサイトを評価している重要アルゴリズム指標の一つなので、遷移率の向上はSEO効果が見込めます。

滞在時間が増える

流入があったページから、内部リンクを辿ってサイト内の様々なコンテンツを閲覧してもらえるので結果滞在時間が増えます。滞在時間の長さはGoogleがサイトを評価している重要アルゴリズム指標の一つなので、ユーザー滞在時間を増やすことはSEOでとても大切です。

SEOに強い内部リンク貼り方とは

現在のSEO対策で大切なことは、一つのページだけでなくサイト全体でユーザーの悩みや検索意図を満たすサイト設計、コンテンツ作りをすることです。ユーザーにサイト全体で検索体験してもらうためのコンテンツSEOを詳しく知りたい方は「SEOに強い記事を作成するために必ず押さえるべき19項目【完全版】」をご覧ください。

ユーザーの検索ニーズを満たすコツは、顕在ニーズだけでなくユーザーの潜在ニーズまで事前に把握して1つのページから派生して、潜在ニーズを満たすコンテンツページを内部リンクで繋ぐことです。

内部リンクでSEO効果を高めるために、一点確認して欲しいことがあります。

それは1つのページに辿り着けるURLが複数ないかチェックすることです。1つのページに飛ぶことのできるURLを1つにすることをSEO用語でURLの正規化といいます。URLの正規化をすることで、GoogleからURLの評価を分散させることなく認識させることができます。

よくあるURLの正規化がされていない例

URL末尾のindex.htmlの有り無し
www の有り無し、サブドメイン
PC用とモバイル・スマホ用で、コンテンツは同じだがURLが異なる
http httpsの複数ページが存在する

3クリックで辿り着ける内部リンク設計

理想的なSEOサイト設計

3クリックルールとは、サイトを構成しているページに3クリックでたどり着けるようなサイト設計と内部リンク設計がユーザーにとって使いやすいサイトであると、WEB業界内での通説です。

3クリックルールを意識することで、サイトのカテゴライズが整理され、内部リンクがサイト内に張り巡らされるため、ユーザーが使いやすいサイトになるだけでなく、Googleからもサイト構成を認識してもらいやすいサイト設計となります。

サイト設計や、記事同士の内部リンクで意識して欲しいことは、独立しているページをつくらないことです。仮に一つ一つは良いコンテンツページであっても、ページが内部リンクで繋がれておらず独立している状態だとGoogleにページ同士の関連性がしっかり伝わらずもったいない状態となります。


サイト内の関連ページ同士を内部リンクで繋ぎ、サイト内のページが蜘蛛の巣のようにリンクで張り巡らせることでページ同士の関連性がGoogleに伝わるだけでなく、評価の高いページパワーが低いページにも流れていき相乗効果が発生してサイト全体の順位が高まります。

アンカーテキストには必ずリンク先ページを表すキーワードを入れる

アンカーテキストとは、文章にリンクURLが設置されているテキストを指します。

アンカーテキストは、Googleにリンク先のページ内容を端的に伝える効果があります。そのため、リンク先のページ内容を端的にまとめた文章をアンカーテキストに設定しましょう。

またユーザーは青色のテキストをリンクが設定されている文章と認識しているため、アンカーテキストリンクの色は青色に設定してください。

良い例)

◯ SEOコンサルティングサービスはこちら ◯ 検索順位を上げるためのSEO対策のやり方

悪い例)

× 詳しくはこちら× 関連サービスはこちら

検索順位を上げたいページに内部リンクを集める

内部リンクのSEO効果とは

Googleはリンクの集まる重要なコンテンツと認識して、クローラビリティを高めてページの価値を高めます。

そのため検索順位を上げたいページに対して、関連ページからリンクを集めることでGoogleにページ重要度が伝わり検索順位を上げることができます。ポイントは、関連しているページから内部リンクを集めてください。

リンクしてもらえる内部リンクを設置する

サービスページ内部リンク

内部リンクを設置してもユーザーからリンクしてもらえないとしっかりSEO効果を発揮できません。

ポイントは、クリックしてもらえるような配置やデザイン、CTAで内部リンクを設置してユーザーにクリックしてもらいやすいように内部リンクを設置することです。

自然な流れで関連記事に内部リンクを貼る

関連記事を内部リンクで繋ぐ


記事の文章内に、自然な流れで関連する記事リンクを内部リンクで貼り付けます。
顕在ニーズだけでなく、潜在ニーズまで満たすことのできる関連記事を挿入できるとよりユーザー満足度が高まります。

記事同士を内部リンクで繋ぐときのコツ

新規タブではる・カードとテキストリンクを使い分けるさりげなく挿入する・興味をもってもらえる、文章ながれにする・PR色を極力なくす

注意点は、文章内のリンクされない不自然な、内部リンクは逆にGoogleからマイナス評価を受けます。そのため記事同士を内部リンクで繋ぐ際は、ユーザーが知りたい関連記事を文章構成に沿って内部リンクで繋いでください。

ユーザーとGoogleから評価されるための、記事作成と文章構成の作り方は「最新のSEO効果が高いリライト方法を公開‼︎Googleと読者に評価されるリライトとは?」をご覧ください。

内部リンクを貼る場所

パンくずリスト

パンくずリスト

ぱんくずリストの役割は以下2つです。

① ユーザビリティの観点(回遊率に影響)
② クローラの巡回を助けクローラビリティの向上

グローバルナビゲーション

グローバルナビゲーション

グローバルナビゲーションの役割は以下の2つです。

① ユーザが見たいページを発見を助けて、サイト内の回遊性が上がる。
② Googleにサイト内での重要なコンテンツを知らせる

ナビゲーションは画像ではなくテキストで記述してください。

フッターナビゲーション

フッターナビゲーション

alt属性画像リンク

altタグとは

alt属性とは検索エンジンが画像を認識する際に参考にする画像内テキストです。altタグはサイト内に使用されている全ての画像にキーワードを入力します。

altタグのキーワード入力でも特に重要になるケースが、バナー画像にリンクが貼られているケースです。バナーリンクの場合、altタグに記載されているキーワードがアンカーテキストの役割を果たすため、バナーリンク画像のaltタグには必ず、リンク先のページ内容を端的に表したキーワードを入力してください。

サイトマップ

サイトマップとはGoogleとユーザーに向けてサイト構造を伝えるための地図のようなマップです。

サイトマップ

サイトマップには2種類あります。

① HTMLサイトマップはユーザーにサイト構造をわかりやすく伝えるためにサイト内に設置します
② XMLサイトマップはGoogle検索エンジンにサイト構造を伝えるためにGoogleサーチコンソールやWordPressであればプラグインから送信します

・(XMLサイトマップ)作成方法

 ∟sitemap xml editor
 ∟sitemap xml generator

 ∟WordPressであればプラグインの一例ですが「Google XML Sitemaps」を利用して作成します。

サイトマップが無いサイトは、リンク構造の貧弱さから重要なページがうまくGoogleから認識されてない可能性もあるため必ず設置するようにしてください。

内部リンク設定の種類

内部リンクを繋ぐためのリンクを設置する方法を4つ紹介します。

テキストで内部リンクを設定

テキスト内部リンク設置

上記。赤枠内のように、リンク先ページを表す文章をアンカーテキストに設定して内部リンクを設定するやり方です。使う場面で多いのは記事同士の内部リンク設定をする際にさりげなく、リンクを設定したいときに文章に内部リンクを設定することが多いです。

バナー画像で内部リンクを設定

バナーで内部リンク設置

バナー画像にリンクを設置する場合は、画像のaltタグに設定されているキーワードがアンカーテキストの役割を果たします。バナーにリンクを設定する際は、必ずaltタグにリンク先のページを端的に表すテキストを設定してください。

バナーリンクで内部リンクを設定する場面は、リンクを目立つように設置したいときにバナーで内部リンクを設置することが多いです。

CTA(ボタン)で内部リンクを設定

CTAで内部リンク設置

上記のイメージでCTA(ボタン)で内部リンクを設定します。

CTAで内部リンクを設置する場面は、サービスページや資料請求、問い合わせの内部リンクを設置するときはCTAでリンクを設定することが多いです。※決まりがあるわけではありません

SEO効果のある内部リンク貼り方まとめ

サイト内の関連するページ同士を内部リンクで繋ぐことは大前提で、SEO効果を発揮するための内部リンク貼り方で大切なことは、ユーザーにリンクしてもらえるように内部リンクを貼ることです。

コツとしては、ユーザーの他にも知りたいであろう潜在ニーズまで考えながら関連ページを内部リンクで繋ぎ、押しやすいデザインや文字の大きさで設置することがとても大切です。

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