【2024年最新】BtoB企業にFacebook広告がおすすめな理由とは
「Facebook広告を検討しているが、BtoB企業でも効果はあるのだろうか」
「具体的にどのようなメリットがあるのか知りたい」
SNS広告をはじめる際に、BtoB企業に最もおすすめなのがFacebook広告(Meta広告)です。Facebook広告は月額数万円程度で効果を実感できるため試しやすく、今までリーチできていないユーザーに精度高くプロモーションすることができます。
本記事では、BtoB商材のfacebook広告運用代行を得意とする当社が「BtoB企業にFacebook広告がおすすめな理由」を説明し、具体的な活用成功事例を紹介します。
「BtoBマーケティングとはなにか」、実施するために重要な戦略や基本的な考え方、具体的な手法についてまず知りたい方は「BtoBマーケティングとは?基本戦略と手法20選【成功事例付】」をご覧ください。
BtoB商材と相性の良いもう一つのおすすめ広告媒体、Microsoft広告の特徴や運用ノウハウ、アカウント開設方法を知りたい方は、Microsoft(マイクロソフト)広告とは|特徴と配信実績ノウハウを公開をご覧ください。
Facebook広告がBtoB企業におすすめの理由
BtoB企業がSNS広告に取り組む場合、まずはFacebook広告がおすすめです。その理由は5つあります。
- リードを獲得できる
- ビジネス層のユーザーに届けられる
- 意思決定者にターゲティングできる
- 企業名や役職などに信憑性がある
- コストを抑えられる
デフォルトの設定でリードを獲得しやすい仕様になっている
Facebook広告は、BtoB企業がリードを獲得するための重要な広告媒体です。デフォルトでリード獲得時に想定される必要なボタンが用意されいていて、目的に合わせたボタンを設置できるからです。
例えば、次のようなボタンがあります。
- 申し込む
- 予約する
- お問い合わせ
- ダウンロード
- クーポンを入手
- 見積もり
- インストール
- 詳しくはこちら
- リンクを開く
- 注文する
- 予約リクエスト
- 購入する
- 登録する
- フォローする
- アプリを利用
- イベントを見る
- 他の動画を見る、など
参考:Metaビジネスヘルプセンター|Meta広告マネージャでは、どのようなCTAボタンを使用できますか
さらに便利なのが、LP(リスティングページ)に誘導することなくFacebook上でフォームを用意してリードを獲得できることです。また、ユーザーにとってもページの移動や面倒な個人情報の入力が必要ないため、コンバージョンされやすいということも特徴の一つです。
関連記事:Meta(Facebook)リード獲得とは?メリット・デメリットや設定手順を徹底解説
関連記事:【BtoB】リード獲得施策一覧まとめ。成功させるためのポイントを解説。
ビジネス層のユーザーに届けられる
Facebook広告は、ビジネス層のユーザーに広告を届けるのに最適なプラットフォームです。ゼネラルリサーチ株式会社の調査によると、Facebookは30〜50代の方に多く利用されているとわかります。
出典:PR TIMES|【2021年最新|SNSの動向調査】“ググる”から“タグる”が主流に?年代別のSNSユーザーの動向が判明!
このように、ピンポイントでビジネスマンや経営者に広告を配信できるというメリットがあります。
意思決定者にターゲティングできる
同じくSNS広告の一つであるTwitterでは、「意思決定者」に絞ったターゲティングができません。しかし、Facebookなら可能です。Facebookはプロフィールに「役職」を掲載できるうえに、オーディエンスセグメントで意思決定者と思しき人を設定できます。
企業名や役職などに信憑性がある
Facebook広告では信憑性の高い広告配信が可能です。他のSNSと違い、実名制を採用しているからです。
例えばTwitterの場合、いいねやリツイートなどのコンバージョンがあったとしても本名がわからないため、リードにつなげることができません。しかし、Facebook広告は実名であるため、「どの企業の誰が興味を抱いているか」がすぐにわかります。
コストを抑えられる
Facebook広告はコストを抑えることもできます。CPC(クリック課金)やCPM(表示課金)の形式で配信されるためです。
例えばテレビ・ラジオCMや交通広告の場合、基本的に料金が決まっています。そのため、場合によってはCPA(顧客獲得単価)が極端に高くなることも珍しくありません。
一方、Facebook広告の場合、CPCならクリックされない限り予算が消化されません。つまり、見込みが高いユーザーに効率良く広告を届けることができます。
関連記事:BtoB企業がSNS広告を活用する5つのメリットとは?
関連記事:CVR(コンバージョン率)とは?業界平均基準と改善方法を解説。
BtoB向けFacebook広告の追加オーディエンスセグメント
2022年6月のアップデートで追加されたオーディエンスセグメントは以下の4つです。
- ビジネスの意思決定者の役職および興味・関心
- ビジネスの意思決定者
- ITの意思決定者
- 新しいアクティブなビジネス
ビジネスの意思決定者の役職および興味・関心
「ビジネスの意思決定者の役職および興味・関心」とは、意思決定者だと思しきユーザーを広告のターゲットにするオーディエンスセグメントです。
ここではユーザーの投稿内容や興味を示した内容から「意思決定者である」と判断します。そのため、かならずしも意思決定者にリーチできるとは限りません。
ITの意思決定者
「ITの意思決定者」とは、企業内でITに関する意思決定権限を持つ人々に広告を配信するオーディエンスセグメントです。具体的には、次のようなユーザーが想定されます。
- CIO
- CTO
- ITディレクター
- ネットワークエンジニアなど
ITに関する広告やソフトウェア製品、ITサービスなどのBtoB広告に最適なターゲット層です。
ビジネスの意思決定者
「ビジネスの意思決定者」とは、以下の分野における意思決定者をターゲットにするオーディエンスセグメントです。
- エンジニアリング
- 経営
- 人事
- 戦略
- マーケティングなど
このように、ビジネスになんらかの意思決定をもたらすユーザーに広告を届けることができます。
新しいアクティブなビジネス
「新しいアクティブなビジネス」は以下のユーザーをターゲットにできるオーディエンスセグメントです。
- 6ヵ月以内に設立されたビジネスのオーナー
- 12ヵ月以内に設立されたビジネスのオーナー
- 24ヵ月以内に設立されたビジネスのオーナー
事業融資やスタートアップ支援など。新規ビジネスの成長を促進するためのBtoB広告に最適です。
BtoB商材と相性の良いもう一つのおすすめ広告媒体、Microsoft広告の特徴や運用ノウハウ、アカウント開設方法を知りたい方は、Microsoft(マイクロソフト)広告とは|特徴と配信実績ノウハウを公開をご覧ください。
BtoB向けFacebook広告の役職ターゲティングとは
Facebook広告の役職ターゲティングとは、特定の職務や役割をターゲットにした広告配信方法です。
2016年以前は、Facebook広告のオプションで勤務先や役職を設定することができました。しかし、この機能は2017年に廃止されてしまいます。
そんな中、2022年6月のアップデートで勤務先や役職の設定に変わるオーディエンスセグメントが用意されるようになりました。それがいわゆる「役職ターゲティング」です。
BtoB向けFacebook広告の活用企業事例
Facebook広告を活用している企業はたくさんあります。ここではBtoB向けFacebook広告の活用事例を5つ紹介します。
- サイボウズ株式会社
- 株式会社ユビレジ
- 株式会社マネーフォワード
- 株式会社キャスター
- 株式会社ウィルオブ・コンストラクション
サイボウズ株式会社
サイボウズ株式会社は、クラウドツール「Kintone」の普及でFacebook広告を利用しました。
おこなった手段は「30日間無料お試し」の申し込み促進です。ペルソナとして「企業のワークフローや業務プロセスに悩む意思決定者」を想定し、広告配信時にセグメントを細かく絞りました。
結果として無料トライアルの申し込み数が2倍に増加したそうです。
株式会社ユビレジ
株式会社ユビレジは、iPadを使ったクラウドPOSレジ「ユビレジ」を提供しているIT企業です。
株式会社ユビレジは資料請求やサービス認知度の向上、リード獲得を目的としていました。以下3つを設定し、広告を配信。
- 職業でのセグメント
- カスタムオーディエンス
- 既存リストの類似オーディエンス
コンバージョンに至らなかった顧客に対しても、リマーケティングなどで段階的にアプローチしました。結果としてユビレジの認知は爆発的に高まり、現在は全国3万店舗以上に導入されています。
株式会社マネーフォワード
株式会社マネーフォワードは「クラウド会計plus」の新規顧客獲得を目的としてFacebook広告を出稿しました。訴求の方法は「サービス資料のプレゼント」です。
多くのBtoB企業が気になるであろう「どのくらい業務が効率化される?」「どのくらいコストを削減できる?」といったフレーズを使い、訴求力を高めることに成功しました。
株式会社キャスター
株式会社キャスターでは企業の経理作業を代行できるサービス「CASTER BIZ」を提供する企業です。サービスの認知度と導入数を増やすことを目的とし、Facebook運用に取り組んでいます。
非常にシンプルな施策で、広告クリエイティブに導入した企業のロゴを掲載したそうです。また、「1,000社以上」「50%削減」「100人に1人」など具体的な数字を取り入れました。
株式会社ウィルオブ・コンストラクション
株式会社ウィルオブ・コンストラクションは「施工管理求人ナビ」を運営する企業です。サイトに登録する転職潜在層のリード獲得を目指したいという目的でFacebook広告を開始しました。
マーケティングオートメーション(MA)ツールを使い、配信したいユーザーを抽出。メッセンジャーに誘導し、ボットを活用して連絡先や希望勤務地、資格などを記入できるような仕組みを取り入れたそうです。
関連記事:マーケティングオートメーション(MA)とは?どこよりもわかりやすく解説
関連記事:インサイドセールスの役割について、導入目的やメリットを詳しく解説。
BtoB企業が検討すべきFacebook広告以外の広告
BtoB企業はFacebook広告以外の広告も検討することが大切です。ここでは2つの広告について紹介します。
- ディスプレイ広告
- リスティング広告
BtoB企業における広告プロモーションの重要性や、相性の良い広告一覧や運用方法を知りたい方は、「BtoB広告プロモーションおすすめ媒体12選!運用方法や成功事例を解説」をご覧ください。
ディスプレイ広告
ディスプレイ広告は、画像や動画などを用いて配信する広告のことです。主に2つの配信媒体があります。
- GDN(Googleディスプレイネットワーク)
- YDA(Yahoo!ディスプレイ広告・運用型)
Facebook広告より広告表示領域が広いため、より詳細な情報を伝えることができます。例えばGDNの場合、Googleのサービス(YouTubeやGmailなど)はもちろんのこと一般的なサイト上でも広告が表示されます。
関連記事:ディスプレイ広告とは?4つのメリットとリスティング広告との違いを解説。
リスティング広告
リスティング広告は、Googleなど検索エンジン上に表示される広告形態です。検索エンジンで特定のキーワードを検索した際に、関連した広告が表示される仕組みです。
リスティング広告には「コンバージョン率が高い」という特徴があります。検索をおこなうということは、「問題を解決したい」と強く考えている可能性が高いからです。そのため、次のように使い分けることをおすすめします。
- 認知を高めたい:Facebook広告
- コンバージョンを獲得したい:リスティング広告
このような形で使い分けることが大切です。
リスティング広告運用の考え方やクリック率を高める広告文作成方法、運用時のポイントを知りたい方は、「BtoB企業必見、リスティング広告で効果を高める7つのポイントを解説」をご覧ください。
関連記事:BtoBデジタルマーケティングの成功事例8選!重要な手法や推進方法を解説
関連記事:SEOとリスティング広告の違いと特徴|WEB集客におけるメリット・デメリットを解説
BtoB商材のFacebook広告運用ならリードナイン
BtoBのFacebook広告運用なら、リードナインにおまかせください。当社は国内有数のBtoBマーケティングを専門としたWebマーケティング会社です。
当社の強みは3つあります。
- Facebook広告とリスティング広告、両方対応可能
- ユーザー目線からターゲットに刺さるコンテンツを作成
- 6ヵ月で適切なゴールを設定し、必要な戦略を選定
Facebook広告とリスティング広告、両方対応可能
当社はWebマーケティング全般に精通しています。Facebook広告のみならずリスティング広告の運用代行や分析も可能です。リスティング広告の場合、以下の点を細かく分析します。
- ウェブサイト(LP)のアクセス分析
- デバイス分析(PC/スマホ)
- 日時分析
- 新規/リピートユーザー分析
- 滞在時間分析
- サイト内行動フロー分析
- アクセスの流入元分析(どこからサイトにアクセスしたか)など
改善点をアドバイスし、貴社の広告が最大限の効果を発揮できるようサポートいたします。
ユーザー目線からターゲットに刺さるコンテンツを作成
広告の運用代行だけでなく、LPやサイト、SEO記事といったコンテンツを作成できるのも当社の強みです。すべてにおいて専門の知識や知見を有したスタッフが、お客様のニーズを徹底的にヒアリングして作成します。
実際に、当社にはさまざまな事例があります。
- SEO対策開始4ヵ月で資料ダウンロードが30倍、商談数6倍になったケース
- LP新規作成で問い合わせ数が3件/月から7件/月に、CPA6万から3.5万になったケース
- リスティング広告プロモーションの立案、プレスリリース、SEO対策で体験申込30件/月が45件/月になったケース
このように、当社をご利用頂いたお客様はかならず効果を実感しています。
6ヵ月で適切なゴールを設定し、必要な戦略を選定
マーケティングは長い時間をかけるものではありません。短期間でPDCAを繰り返すことが最も大切です。
当社の場合、はじめに明確なゴールを設定します。ゴールはヒアリングや企業規模、業種などの状況から総合的に判断いたします。そこから必要な戦略を選定し、6ヵ月で効果が実感できるような体制を作り出します。
さらに、毎月1回、定例会で月の進捗数字、結果を振り返ります。このように、マーケティングの立ち上げから分析までを一挙に担うのが当社の特徴です。
まずは簡単なご相談でも構いませんので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
必ず1つは新たな発見/情報をご提供します
BtoB広告に関するよくある質問
- QFacebook広告をはじめるには?
- QBtoB商材の一般的Facebook広告費用相場は?
- QBtoBのFacebook広告の効果は?
- QFacebook広告のスケジュール設定は?