SEO内部対策とは?『施策重要度』と『効果』を一覧で解説

本記事では、SEO内部対策とは何かを初心者の方でも正確な情報をわかりやすく理解できるようにまとめています。また検索上位表示に効果のある内部SEO対策の『効果』『難易度』を筆者のSEO対策経験を元に具体的に記載しています。

記事後半では、自分で内部SEO対策を完結できる優良ツールも掲載していますので、本記事の内容を元にご活用ください。

また本記事内容は、Googleが提供する 検索エンジンスターターガイドウェブマスター向けガイドライン、弊社がこれまで蓄積したSEO経験を通じて得たノウハウを元に執筆しています。

もし現在のSEO対策で大切な評価基準を理解できず、検索上位表示に苦戦されている方は、2024年最新のGoogleがサイトを評価する「ルール」と「評価基準」をまとめた【2024年最新】SEOとは?SEO対策で上位表示させる方法を解説をご覧いただくとSEO対策を体系的に理解して頂けるかと思います。

サイトのマイナス課題をSEO内部対策で改善。(URL正規化、サイト構造整理、内部リンク設計構築)


業種・企業規模

  1. ISO認証サービス・1000名以上

対策期間・成果

  1. 2ヵ月(2022年6月〜7月)・アクセス数1.4倍
短期間で順位を上げるには内部SEOが重要
短期間で順位を上げるには内部SEOが重要

SEO内部対策とは

SEO内部対策とは「サイト全体やページ内容をきちんと読み取ってもらうために実行する対策」です。下記イラストはユーザー視点のページと検索エンジンがページを読み取るクローラー視点での比較です。このように同じWEBサイトページでも、ユーザー側検索エンジン側の視点は全く異なります。

ユーザーとGoogle視点比較

SEO内部対策が上位表示に重要な理由

SEO内部対策が上位表示に重要な理由

内部SEO対策をしていないWEBサイトはクローラー(ページを読み取るロボット)にページ内容を正確に読み取ってもらえず、本来のサイト内容がしっかり伝わらないために本来のポテンシャルの割に上位表示ができていないケースが多くあります。

SEO対策を成功させるには、SEO外部対策コンテンツSEOだけでは不十分です。
既存のサイト設計やページ内容を検索エンジンに100%正確に伝わり、評価されるように内部対策を行うことで他の対策と連動してサイト全体の評価が上がります。

Google検索エンジンの順位決定仕組み

Google検索エンジンのアルゴリズム指標は無数にありブラックボックス化しています。しかし、Google検索エンジンが検索順位を決定するためにサイトを評価する軸は以下の3つに集約されます。

検索順位を決定付ける3つのSEO対策

上記、3つの評価軸でGoogleがサイトを総合評価して検索順位付けをします。そのためSEO対策実行者は評価軸を基準に対象サイトの評価を上げるためのSEO対策を行い、Google検索エンジンからのサイトへの総合評価を高めて上位表示させます。

SEOの最新動向と今後の展望からも、SEO内部対策は検索上位化にとても重要な対策です。

今現在Googleがサイトを評価する「ルール」と「評価基準」をまとめた本質的なSEO対策やり方を知りたい方はSEO対策やり方とは?初心者でも1から効率よく上位表示させる方法手順を網羅解説 をご覧ください。

内部SEOと外部SEOとの違い

内部SEOは『Googleにサイト内容を正しく伝えるため』の対策です。

外部SEOは、Googleからサイトへの信頼を向上させるために被リンク獲得やSNSで情報を発信してサイテーションを増やすなどの対策です。

外部SEO(被リンク獲得)でGoogleからサイトの信頼性が上がる原理は、論文の仕組みを引用しています。

一般的に素晴らしい論文は多くの研究者から引用されます。Googleもサイトを評価する際に、その原理を応用して引用(被リンク)を多数受けているサイトは質のコンテンツの可能性が高いと判断します。

そのため外部サイト(特に同じ業種やサービスなど関連するサイト)から多くリンクがあるサイトは上位表示されやすい傾向があります。ただし、検索エンジンを欺くような自作自演の被リンク対策は現在(2024年時点)で逆にマイナス評価となり検索順位を下げられるため注意が必要です。

外部対策やドメインパワー概要、ドメインパワーが及ぼすSEO効果とドメインパワー向上させる方法について詳しく知りたい方は「ドメインパワーが検索順位に与える影響とSEO効果について解説します」をご覧ください。

【補足Point】

コンテンツSEOとは自社サービス導入見込みユーザーが検索エンジン上で検索する意図を全て満たしながら、ユーザーにとって有益な他社サイトにはない独自のコンテンツ記事を掲載することで、潜在層から顕在層まで数多くの検索キーワードで上位表示してサイト流入を増やす対策です。

コンテンツSEO概要や具体的な記事作成方法を知りたい方はSEO対策の記事書き方【19原則】文章構成の作成方法を詳しく解説」をご覧ください

効率よく検索上位表示させるためのキーワード選定する基準と実際の選定の手順を詳しく知りたい方はSEOキーワード選定のやり方(コツ)初心者でも1から実践できる選び方手順をお伝えしますをご覧ください。

Googleとユーザーに評価されるためのリライト方法、リライトする最適なタイミング時期を知りたい方は最新のSEO効果が高いリライト方法を公開‼︎Googleと読者に評価されるリライトとは?」をご覧ください。

SEO内部対策とGoogle検索との関係性

内部SEOをきちんと理解するには、検索エンジンの仕組みを知っておく必要があります。WEB上には無数のネット情報が存在しており、検索エンジンにユーザーが調べたいキーワードを入力して検索すると、GoogleやYahooの検索エンジンがネット情報からユーザーの検索意図に合致しているWEBサイトだと判定した順に独自のサイト評価指標(アルゴリズム)で順位付けします。

現在日本では国内シェアの約93%がGoogleとYahoo!で占められています。ここで大切なことが2010年にYahoo!検索エンジンはGoogle検索エンジンをコアエンジンとして採用したため、実質国内93%がGoogle検索エンジンで占められているのです。

そのため日本でSEO対策する場合は、SEO対策≒Google検索エンジン最適化と理解しておけば問題ありません。

Google検索結果にサイトが表示されるまでの流れ

Google検索エンジンがURLを発見後、有害ページや低品質ページでなければデータベースに保存してランキング後サイト表示させるまでには以下の行程が実施されます。

新しく制作したサイトやページ、タグを修正しても、インデックスされて検索結果に反映されるまで数日から1ヶ月以上を要します。対象サイトへのGoogle評価が高い場合は、すぐにインデックスされ表示結果に反映される傾向にあります。

  1. クローリング

    インターネット上に公開されたWEBサイトをGoogleクローラー(bot)がリンクを伝って巡回(クローリング)します。クローリングしながら、ネット上に無数に存在するWEBページのURLを認識していきます。URLの発見の方法は大きく以下の2つで

    ①sitemap.xmlから発見する ②リンクを辿り発見する

  2. インデックス

    クローリングして集めたWEBサイト情報をGoogleのデータベースに格納します。格納されて初めてGoogleにWEBサイトの存在や情報を認識してもらえます。

  3. ランキング(順位付)

    格納した世界上のWEBサイトから、ユーザーが検索したキーワードに対してGoogle検索エンジンの無数のアルゴリズムから役に立つWEBサイトをランキングして検索画面に反映させます。

ウェブ上に存在する情報の量を考えると、何か情報の整理を助けてくれるものがなければ、必要な情報を見つけるのは不可能に近いでしょう。Google のランキング システムはそのために設計されています。検索インデックスに登録されている膨大な数のウェブページを分類し、最も関連性の高い有用な結果を瞬時に検索して、探している情報を見つけやすい形でユーザーに表示します。

検索の仕組み | 検索アルゴリズム (google.com)

3つの内部SEO対策アプローチ

Google検索結果にサイトが表示されるまでの3つの工程に対して、それぞれ実施が必要な内部SEOがあります。

クローリング促進のためのSEO内部対策

WEBサイトにGoogleのクローラーを呼び込み、サイト内適切に巡回してもらうために実施する内部対策です。

XMLサイトマップ(sitemap.xml)を作成する

XMLサイトマップは、サイト内の構造やページ内容を検索エンジンに適切に理解させるために役立ちます。

XMLサイトマップはGoogleサーチコンソールから送信できます。

サイト設計やページ数、ページ内容等のデータを一つのファイルにまとめて作成してGoogleに伝えることでクローラーのサイト理解を高めます。内部対策の基本的な対策の一つです。

サイトマップとは、サイト上のページや動画などのファイルについての情報や、各ファイルの関係を伝えるファイルです。Google などの検索エンジンは、このファイルを読み込んで、より効率的にクロールを行います。

サイトマップについて-Google検索セントラル

重複コンテンツページの解消

重複コンテンツとは、複数の異なるURLから同じページ内容に辿り着りつける状態を指します。

下記、4つのようなケースが代表的な『重複ページ』の例です

① URL末尾のindex.htmlの有り無し② www の有り無し ③ PC用とモバイル・スマホ用で、コンテンツは同じだがURLが異なる httpとhttpsで複数ページがある

重複ページはGoogle公式ガイドラインにも記載の通り、ページ評価が分散されGoogleから正しいページ評価をされなくなる恐れがあるため、早急に解決する必要があります。

対策サイトで重複ページがある場合は、最初に実施する必要がある対策です。

重複ページとは
引用:Google公式ガイドライン「重複コンテンツの作成を避ける」

関連記事:SEOのキーワードカニバリゼーションとは?解消方法とおすすめツール3選

パンくすリストの設置

パンくずリストは、ユーザーに対してはサイト回遊を促す効果があり、Googleクローラーに対してはサイト内の巡回を促してサイト構造を正しく伝える役割を果たしてくれます。

設置難易度は、CMSの種類やサイト規模によって変化します。多少労力を割いてでも設置することで、現在のSEO評価に沿った対策のため検索順位上昇が狙えます。

パンくずリスト

①ユーザビリティの観点 (回遊率に影響) ②クローラの巡回を助けクローラビリティの向上

の2つの観点から、検索順位向上のためには是非やりたい対策です。

内部リンク設計の最適化

内部リンク構築はサイトの評価を大きく向上を見込める、数ある内部対策項目の中で1、2位を争うほど検索上位への鍵を握る対策です。

現在の上位表示にとても影響の大きい対策で時間や労力をかけても、それだけの費用対効果が見込めるのが内部リンクの構築です。優先順位もかなり高いです。

対策内容は、既存サイト内の関連するページ同士をリンクで繋ぎます。

内部リンクはGoogleクローラーに対して大きな効果があります。

・クローラーが巡回するの網(内部リンク)を張り巡らして新規コンテンツのインデックスを早める。・コンテンツの情報を最大限認識してもらうためにも、内部リンクでクローラーを誘導する。・記事同士の関連性を高め、網羅性・専門性・権威性をサイト全体で伝えることができる。

サイト内の関連ページを適切に繋ぐとリンク元とリンク先の両ページの品質が高まり相乗効果で上位表示ができます。

内部リンク

サイト全体の検索順位を押し上げるための内部リンク貼り方を知りたい方は内部リンクとは?SEO効果の高い内部リンク対策をご覧ください。

ページ内容を正確にインデックスさせるための内部SEO

Googleのクローラーにサイト内の情報を適切に伝え、対策キーワードをタグ内に入力して対象キーワード上位表示化に重要な内部対策項目です。

hタグなどの見出しタグを適切に設定

対策キーワードに合わせた見出し(h1タグ)を設定します。hタグは対象ページを検索エンジンにページ内容を表す重要なタグのため、対策キーワードや共起後を含めてしっかりと記述してください。

対策キーワードに合わせた見出しタグを設定することでGoogleにページ内容を正しく正確に伝えることができます。

下記イラストは、『SEO対策』という対策キーワードに対して、記事を作成した場合のhタグ内容イメージです。

【タグ設定参考例】

hタグ設置例

関連記事:hタグとは?見出しタグの正しい使い方とSEO効果を解説

hタグ階層構造の整理

人間で言うと文章の見出しや段落に当たるものが、Googleでいうとhタグにあたります。

・h1タグ=ページの大見出しにあたるタグで、ページを表す大見出しなので各ページ必ず【1個】のみ。・h2タグ=文章の段落に当たるタグで1ページに【複数個設置】 ※文章量や構成で個数は変化します・h3タグ=段落の中の小見出しに当たるタグで、h2タグ(段落)の中にh3(小見出し)が複数個あるようなイメージです。

下記イラストが、記事ページの文章構成に対してhタグを階層で割り振った参考イラストになります。

hタグ階層構造の整理

hタグでページ内容構成に対してしっかり階層分けて、構成内容をきちんとGoogleに伝えるようタグ設定しましょう。

titleタグの最適ユニーク化

タイトルタグはページ毎に設定するタグです。

検索表示画面に反映されるタグのためGoogleへ認識させるためのタグであると共に、検索表示画面でユーザーがクリックをする文章にあたります。ページ毎にタイトルタグを設定する必要があり、全てのページのタイトルタグをページ毎に作成して入力しましょう。パソコン画面に表示される29文字以内に収めるのが理想です。

またそのページで上位表示を狙いたい対策キーワードを散りばめてください。この際、不自然にキーワードを多用したり、キーワードとページ内容の関連性が薄いと逆にGoogleからマイナス評価となりますので注意が必要です。

SEOに効果的なタイトルタグの付け方や押さえておきたいポイントについて詳しく知りたい方は、SEO評価の高いタイトル付け方【完全版】文字数と設定手順を解説をご覧ください。

関連記事:SEOにおける共起語とは?関連語、サジェストキーワードとの違いを解説

対策SEOキーワードの入れ方

詳しい対策キーワードの入れ方について知りたい方はは上位表示させるSEOキーワードの入れ方コツを公開」をご覧ください。

descriptionタグの最適ユニーク化

Googleでのディスクリプションの表示数はパソコンが120文字前後スマホが50文字前後なので対象ユーザーがよく使用するデバイス(PCかスマホ)に合わせた文字数入力をオススメします。

アンカーテキスト設定

アンカーテキストとは、ページ同士のリンクに使用するテキストリンクを指します。

アンカーテキストを設定することで、リンク先のページがどのようなページなのか、Googleに伝えることができます。リンク先の内容を端的に表す、キーワードを入れたアンカーテキストが理想です。

この対策も、既存ページで設定されていなければ早めに対策する必要がある対策です。

【良くない例】リンク先のURLをそのまま設置したり、内容がわからない設定は「この記事をご覧ください」「ここをクリック」「関連記事はこちら」などです。

アンカーテキスト

画像にaltタグを設定

Google検索エンジンはサイトに使用されている画像内容をきちんと認識することができません。

そのためサイトに使用されている画像全ての「Altタグ」に画像内容を表すキーワードを入力してGoogleに正しく画像内容を伝えましょう。キーワードは一言程度の長さでOKです。

対策重要度としては、全ページのhタグ、titleタグdescriptionタグ設定と内部リンク対策の次くらいの優先順位です。画像量が多いと時間もかかるため、まずは上位表示化に大切な内部対策が完了後実施することをオススメします。

altタグ設定

構造化データマークアップの設定

構造化データマークアップとは、Googleにページ情報をより詳しく伝えるための内部S施策です。

引用元:Google検索セントラル


マークアップに適した検索エンジン向けschema.org構造化データのJSON-LDWordPressプラグイン等で設定するすることができます。

自社のサイト状況(構築されているCMS、サイト構築状況など)に合わせて最適な実装方法を選ぶことが大切です。

構造化マークアップ設定のメリットとは

マークアップの設定と検索順位上昇に直接的な相関はありませんが、
設定することで以下のメリットがあります。

情報の透明性を担保できる。
運営者や執筆/監修者など、情報発信元の詳細を明らかにします。
また、画像や動画内容などを詳しく伝えるタグもあります。

・自社ページの検索結果表示面が増える検索結果に表示される構造化データとして「FAQ」「レシピ」等があります。「FAQ」構造化データを対象ページに実装することで、検索結果表示面が増えるため、クリック率向上→アクセス増効果を狙えます。

「FAQ」構造化データと

ユーザーエクスペリエンス向上のSEO内部対策

Googleがサイトを評価する際に大切な概念で「ページエクスピリエンス」というものがあります。ページエクスピリエンスは2021年8月にGoogle検索エンジンのアルゴリズムに大きく反映された指標です。現時点ではモバイルブラウザのみ反映されています。

「Googleは、ページエクスペリエンスが劣っていても、全体的に価値の高い情報を含むページを上位にランキングするようにしています。」

引用:Goole検索セントラル ページ エクスペリエンスの Google 検索結果への影響について

ページエクスピリエンスにある指標は現在もこれからも、検索順位に大きく関わるため対策サイトが以下指標を満たしているかを確認して、足りない部分の対策が必須となります。

ページエクスペリエンスは以下の計5つの指標から成り立ちます。

①「Core Web Vitals」

コアウェブバイタルを簡単にまとめると、Googleがユーザビリティ(ユーザーが使いやすい)3項目をサイト評価アルゴリズムの重要指標(コアウェブバイタル)として導入しました。今後、サイト表示スピード・文字の大きさ・サイトデザイン/レイアウトもサイト評価に大きく影響すると公表しています。

Googleがユーザーが使いやすいサイトかを判断する際、特に重要視する3つの指標です。コアウェブバイタルはページエクスピリエンスの1つの指標である「Core Web Vitals」は2021年6月から段階的に導入されていて2022年のSEO対策に必須の指標です。サイトがユーザーに対して表示される際、重要な指標になります。

Core Web Vitals」は以下の項目から成り立ちます。

  • LCP(Largest Contentful Paint):ページの表示速度を測る指標。ページの読み込みを開始してから2.5秒以内に最も大きなコンテンツが表示
  • FID (First Input Delay) :ユーザーの応答性を測る指標。クリックやタップしてから100ミリ秒以内にアクションに対して反応
  • CLS (Cumulative Layout Shift) :視覚の安定性を測る指標で、レイアウトのズレや崩れを独自に数値化・評価。0.1未満のCLSを維持
コアウェブバイタル
出典:Web Vitals

サイトスピード改善

サイトスピードはユーザビリティの観点から検索エンジンから評価されるために重要な評価基準の一つです。Googleが無料で提供するPageSpeed Insight」というツールでサイトのスピードを測定して、パソコンとモバイル両方とも70点以上を計測できれば合格点です。

サイトスピード

②「モバイルフレンドリー」

スマホ表示にウェブサイトが対応しているか。こちらから簡易テストできます。モバイルフレンドリーテスト

「セーフブラウジング」

サイト内にユーザーにとって害のあるコンテンツ内容が含まれていないか。   [セキュリティの問題] レポート

④「https」

サイトURLがhttps化されているか。必須でhttps化する必要がありますHTTPSでサイトを保護する

⑤「インタースティシャル」

サイト内に外部広告や外部サイト紹介などユーザーのサイト閲覧を邪魔するモノがないか。

SEO内部対策で大切なサイト構造

Googleはサイトをわかりやすいシンプルな階層で作成することを推奨しています。

一つのカテゴリ階層だけが深ぼって作成されていたり、カテゴリ内に異なる内容のページが混在しているとせっかく内部対策やコンテンツSEO対策を実施していても、サイト全体の評価に繋がりにくくもったいない状態です。

SEOサイト設計

SEOで評価されるサイト構造のためには、ユーザーが見たいページをできるだけ簡単にたどり着けるようにしてください。Googleは2クリックでサイト内容の全てにたどり着くことができる3階層のサイト構造が理想であると公表しています。

サイト構造をシンプルにすることで、ユーザーのサイト回遊率が高まりサイト滞在時間が長くなることで、結果Googleからユーザーがよく見ているサイトだから優良サイトだと評価されることにつながります。

SEO内部対策チェックに使えるツール(無料・有料

スクリーミングフロッグ

「スクリーミングフロッグ」無料でURLを入力するだけで内部施策で重要な項目を調査してくれる優良ツールです。

▼調査できる項目一部紹介

・タグの入力不備

・alt属性の未設定

・メタディスクリプションの不備

URL:(https://www.screamingfrog.co.uk/seo-spider/

ahrefs

ahrefs

「hrefs(エイチレフス)」は世界で60万人が導入しているSEO分析ツールです。 自社サイトだけでなくあらゆる競合サイトの被リンク分析(バックリンク)や検索エンジンの上位表示コンテンツ、想定流入キーワード、ソーシャルメディアの反応を把握することが可能です。SEO担当者使用率が高い優良ツールです。

URL:(https://ahrefs.jp/

META SEO inspector

META SEO inspector 

「META SEO inspector」は無料で使用できるGoogle Chromeブラウザ拡張ツールで対象ページを表示してる時にボタンをクリックするだけで「title・descriptionタグ」や「hタグ」など主要な内部構造を抽出して表示してくれる便利ツールです。

URL:(https://chrome.google.com/webstore/detail/meta-seo-inspector/ibkclpciafdglkjkcibmohobjkcfkaef?hl=ja

Alt & Meta viewer 

Alt & Meta viewer

Alt & Meta viewer」は無料で使用できるGoogle Chromeブラウザ拡張ツールで対象ページを表示してる時にボタンをクリックするだけで

画像にキーワードを設定するための「Altタグ」にキーワードが設定されているか表示してくれる便利ツールです。

URL:(https://chrome.google.com/webstore/detail/alt-meta-viewer/jjcjblcbnjhgjlnclhficglfjedhpjhl?hl=ja

Lighthouse

LighthouseはGoogleが無料で提供しているサイト調査ツールです。調査内容はコアウェブバイタルを初め、ページエクスピリエンス指標を網羅しています。

Lighthouseのダウンロード:Lighthouse – Chrome ウェブストア (google.com)

PageSpeed Insights

URL:(https://pagespeed.web.dev/?hl=JA

「PageSpeed Insights」は、Googleが提供する無料ツールでサイトのスピードを測定するためのツールです。

「0~100」のスコアでページ表示速度を計測して、改善点も細かく指摘してくれる内部施策に必須のツールです。

SEO内部対策まとめ

Q
SEO内部対策チェックに活用できるおすすめツールは?
Q
内部SEOと外部SEOの違いは?

内部対策項目は、数が多いので上位表示に対して効果の高い項目を優先順位付けする必要があります。そして社内のリソース状況や予算を考えて、最適な内部対策を進めることが重要になります。

内部対策実施の大きな流れとしては

①サイトのマイナス評価をなくすための内部SEO対策

・XMLサイトマップ(sitemap.xml)を作成する
・重複ページの解消
・レスポンシブ対応しているか(スマホ表示対応)
・サイト表示速度を上げる
・HTTPS化
・サイト設計

②プラスで評価を受けるための内部SEO対策

・パンくずリストの設置
・内部リンクの構築
・hタグなどの見出しタグを適切に設定
・titleタグの最適ユニーク化
・descriptionタグの最適ユニーク化
・アンカーテキスト設定

自社で内部対策実施が難しい場合、SEO会社に外注する選択肢もありますので、SEO対策の費用対効果や外注相場について詳しく知りたい方は「SEO対策にかかる費用を徹底解説」をご覧ください。

今すぐできるSEO内部対策チェックリスト

内部対策項目を『効果』と『難易度』別にチェックシートでまとめましたので、ご自身で内部対策を実施される方は無料でダウンロードいただけます。

SEO内部対策一覧

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