Google検索順位を上げるためのSEO評価基準ポイントを解説

ホームページやコーポレートサイト、自社メディアのGoogle検索順位があがらず悩んでいる方に向けて、検索順位を上げるために重要なGoogle検索順位決定ロジック(仕組み)とロジックから逆算した本質的なSEO対策方法と必要なSEOツールをご紹介します。

SEO対策ではターゲットユーザーが検索するキーワードでの上位表示を狙いますが、やみくもに対策キーワードを選んで対策していては上位表示は難しいです。

本記事では、検索順位を上げるために必要なSEO対策を解説。また具体的な競合サイトと自社サイトを比較する調査方法から、上位表示化を狙いやすいキーワードを見つける方法まで網羅解説しています。

もし現在のSEO対策で大切な評価基準を理解できず、検索上位表示に苦戦されている方は、2024年最新のGoogleがサイトを評価する「ルール」と「評価基準」をまとめたSEO対策やり方とは?初心者でも1から効率よく上位表示させる方法手順を網羅解説 をご覧いただくとSEO対策を体系的に理解して頂けるかと思います。

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Google検索順位とクリック率の関係性

検索エンジンで狙っているキーワードで上位表示化させるために実施する対策を『SEO対策』と言います。SEOとはSearch Engine Optimization(検索エンジン最適化)ので検索エンジンでユーザーがキーワード検索した時に上位表示させるために行う検索エンジンに対して行うアプローチです。

SEO対策を実施して、検索上位表示化された際に、どれほどアクセス増を見込めるかのイメージとして、対策キーワードの月間検索回数掲載順位毎の平均クリック率を掛け合わすことで見込み効果を事前にシュミレーションすることが可能です。

検索順位のクリック率

検索結果1位に表示されるとクリック率平均(CTR)が28.5%なので、単純計算で対策キーワードの月間検索ボリュームに掲載順位のクリック率をかければアクセス数が予測できます。

また検索順位が3位では約11%のCTRとなります。そのため検索結果でより上位にサイトを表示することでアクセス数を飛躍的に増加がさせることができます。

Google検索順位を決める仕組みとは

Google検索エンジンがページURLを発見して、データベースに保存してランキング後サイト表示させるまでには以下の4つの行程が実施されます。

  1. クローリング

    インターネット上に公開されたWEBサイトをGoogleクローラー(bot)がリンクを伝って巡回(クローリング)します。

  2. ディスカバー(URLの発見)

    クローリングしながら、ネット上に無数に存在するWEBページのURLを認識していきます。

    発見の方法は大きく以下の2つです

    ①sitemap.xmlから発見する ②リンクを辿り発見する

  3. インデックス

    クローリングして集めたWEBサイト情報をGoogleのデータベースに格納します。格納されて初めてGoogleにWEBサイトの存在や情報を認識してもらえます。

  4. ランキング(順位付)

    格納した世界上のWEBサイトから、ユーザーが検索したキーワードに対してGoogle検索エンジンの無数のアルゴリズムから役に立つWEBサイトをランキングして検索画面に反映させます。

参考:検索の仕組み | 検索アルゴリズム (google.com)

Google検索エンジンがページを発見してから、検索結果画面にページを表示させるまでの正しい流れを理解するとは、正しい検索順位を上げるために必要なSEO対策に重要です。

Google検索順位を決定づけるSEOロジックとは?

対策キーワードで上位表示させるためにはGoogle検索エンジンに評価されるサイトする必要があります。

現在(2022年6月時点)でGoogle検索エンジンのアルゴリズム指標は無数にありブラックボックス化しています。しかし、Google検索エンジンが検索順位を決定するためにサイトを評価する軸は以下の3つに集約されます。

Google検索順位を上げるための本質3つ
  • Googleがサイトを信頼できるかどうか
  • Googleがサイト(ページ)内容をきちんと読み取れるか
  • 対象ユーザーにとって有益なコンテンツを網羅的に掲載しているか

3つの総合得点でGoogleから競合サイトと比較され、相対的に順位が決定するイメージです。

検索順位を上げるために重要なSEO対策

Googleの評価指標3つをSEO対策に落とし込むと、検索順位を上げるために必要なSEO対策は以下の3つとなります。

Google検索順位を上げるための本質3つ
検索順位を決定付ける3つのSEO対策

外部施策 ②内部SEO対策 ③コンテンツSEO

①外部施策(Googleからの信頼性)×②内部施策(Googleへのサイト内容伝達)×③コンテンツSEO(有益な情報網羅とサイトの使いやすさ)検索キーワードに対してのランキング結果となります。

上記、3つの評価軸でGoogleがサイトを総合評価して検索順位付けをします。そのためSEO対策実行者は評価軸を基準に対象サイトの評価を上げるためのSEO対策を行い、Google検索エンジンからのサイトへの総合評価を高めて上位表示させます。

今現在(2024年3月時点)Googleがサイトを評価する「ルール」と「評価基準」をまとめた本質的なSEO対策やり方を知りたい方はSEO対策やり方とは?初心者でも1から効率よく上位表示させる方法手順を網羅解説 をご覧ください。

検索順位を上げるために大切なページエクスピリエンスとは

Googleがサイトを評価する際に大切な概念で「ページエクスピリエンス」というものがあります。ページエクスピリエンスは2021年8月にGoogle検索エンジンのアルゴリズムに大きく反映された指標です。現時点ではモバイルブラウザのみ反映されています。

「Googleは、ページエクスペリエンスが劣っていても、全体的に価値の高い情報を含むページを上位にランキングするようにしています。」

引用:Goole検索セントラル ページ エクスペリエンスの Google 検索結果への影響について

ページエクスペリエンスは以下の計5つの指標から成り立ちます。

①「Core Web Vitals」→Googleがユーザーが使いやすいサイトかを判断する際特に重要視する3つの指標

②「モバイルフレンドリー」→スマホ表示にウェブサイトが対応しているか モバイルフレンドリーテスト

③「セーフブラウジング」→サイト内にユーザーにとって害のあるコンテンツ内容が含まれていないか   [セキュリティの問題] レポート

④「HTTPS」→サイトURLがhttps化されているか HTTPSでサイトを保護する

⑤「インタースティシャル」→サイト内に外部広告や外部サイト紹介などユーザーのサイト閲覧を邪魔するモノがないか

コアウェブバイタルについて

コアウェブバイタルはページエクスピリエンスの1つの指標である「Core Web Vitals」は2021年6月から段階的に導入されていて2022年のSEO対策に必須の指標です。サイトがユーザーに対して表示される際重要な指標になります。

Core Web Vitals」は以下の3つの指標から成り立ちます。

  • LCP(Largest Contentful Paint):ページの表示速度を測る指標。ページの読み込みを開始してから2.5秒以内に最も大きなコンテンツが表示
  • FID (First Input Delay) :ユーザーの応答性を測る指標。クリックやタップしてから100ミリ秒以内にアクションに対して反応
  • CLS (Cumulative Layout Shift) :視覚の安定性を測る指標で、レイアウトのズレや崩れを独自に数値化・評価。0.1未満のCLSを維持
コアウェブバイタル
出典:Web Vitals
コアウェブバイタル対策に必要なツール

Lighthouse

LighthouseはGoogleが無料で提供しているサイト調査ツールです。調査内容はコアウェブバイタルを初め、ページエクスピリエンス指標を網羅しています。

Lighthouseのダウンロード:Lighthouse – Chrome ウェブストア (google.com)

PageSpeed Insights

PageSpeed InsightsもGoogleが無料で提供しているツールです。PC /モバイル2つのサイトスピードを100点満点で測定してくれ、改善ポイントも具体的に指摘してくれるため必須のSEOツールです。

PageSpeed Inightのダウンロード:PageSpeed Insights (google.com)

検索順位を上げるために効果的なSEO内部対策

SEOの最新動向と今後の展望からも、SEO内部対策は検索上位化にとても重要な対策です。

Googleにしっかり伝えるための内部対策と並行しながら、質の高いコンテンツの作成に注力してGoogleのサイト評価を高めて上位表示が達成できます。

コアウェブバイタル対策と並行して対策する必要がある重要内部施策をまとめましたので是非実施してみてください。

titleタグの最適ユニーク化

タイトルタグはページ毎に設定するタグで、検索表示画面に反映されるタグのためGoogleへ認識させるためのタグであると共に、ユーザーからのクリックを誘発させえう文章にする必要があります。ページ毎にタイトルタグを設定できるため、全てのページのタイトルタグをページ内容毎に作成して入力しましょう。パソコン画面に表示される29文字以内に収めるのが理想です。

またそのページ内容に合った最適な対策キーワードを散りばめてください。この際、不自然にキーワードを多用すると逆にGoogleからマイナス評価となりますので注意が必要です。

タイトルタグ

関連記事:SEO評価の高いタイトル付け方【完全版】文字数と設定手順を解説

descriptionタグの最適ユニーク化

Googleでのディスクリプションの表示数はパソコンが120文字前後スマホが50文字前後なので対象ユーザーがよく使用するデバイスに合わせた文字数入力をオススメします。

descriptionタグの最適ユニーク化

hタグの最適化

hタグ(特にh1タグ)見出しは、Googleにとって重要な順位決定の要素なので、対策キーワードを見出しに反映して設定してください。

hタグの最適化

関連記事:hタグとは?見出しタグの正しい使い方とSEO効果を解説

hタグ階層構造の整理

h1タグはページを表す大見出しなので各ページ1個。

h2タグは中見出しで段落にあたるため1ページに複数個

h3は段落毎の小見出しのイメージでh2タグに対して複数個のようなイメージで

人間で言うと見出しや段落に当たるものが、Googleでいうとhタグなので階層分けをしてページ構成内容をきちんと伝えるようにタグ設定しましょう。

hタグ階層構造の整理

【内部対策について詳しく知りたい方向け】SEO内部対策とは?の疑問を全て解決!初心者でもわかりやすく対策手順を図解。

【SEO対策キーワードの入れ方を詳しく知りたい方向け】上位表示させるSEOキーワードの入れ方コツを公開

パンくずリストの設置

パンくずリストはユーザー利便性とGoogleクローラーに読み取らせるために設置します。

1.ユーザビリティの観点 (回遊率に影響)→ユーザーにサイト上のどこにいるかを教えてあげるため

2.クローラの巡回を助けクローラビリティの向上→パンくずリストを辿り、ページの関連性と読み取りしやすくなる

Google公式「パンくずリスト」

重複ページの解消

重複ページとは、同じページ内容に辿り着けるURLが複数ある状態を指します。

例えば以下4つのようなケースが代表的重複ページの例です

1.URL末尾のindex.htmlの有り無し

2.www の有り無し、サブドメイン

3.PC用とモバイル・スマホ用で、コンテンツは同じだがURLが異なる

4.http httpsの複数ページ

重複ページは下記Google公式ガイドラインにも記載の通り、ページ評価が分散されGoogleから正しいページ評価をされなくなる恐れがあるため、早急に解決する必要があります。

重複ページとは
引用:Google公式ガイドライン「重複コンテンツの作成を避ける」

関連記事:SEOにおける重複コンテンツとは?Googleペナルティ基準を詳しく解説

内部リンクの構築

関連性のあるページや記事を内部リンクで繋いであげることで、ユーザーにとっても関連性のあるコンテンツを発見でき、Googleからは内部リンクを辿り関連付けてコンテンツを認識してもらいやすくなるため結果、ページ毎の評価とサイト全体の評価が相乗効果で高まります。

内部リンク

サイト全体の検索順位を押し上げるための内部リンク貼り方を知りたい方は内部リンクとは?SEO効果の高い内部リンク対策をご覧ください。

アンカーテキスト設定

アンカーテキストを設定することで、リンク先のページがどのようなページなのかをGoogleに伝えることができます。リンク先の内容がわかるようにキーワードを入れたテキストが理想です。

アンカーテキスト

【良くない例】リンク先のURLをそのまま設置したり、内容がわからない設定は「この記事をご覧ください」「ここをクリック」「関連記事はこちら」などです。

【関連記事】SEO内部対策とは?の疑問を全て解決!初心者でもわかりやすく対策手順を図解。

コンテンツSEO

コンテンツSEOとはサイト検索順位を上げるために、Googleとユーザーから評価される有益性の高い独自のオリジナリティのある情報をサイト内に網羅する対策です。

上位表示をするには、サイト全体でユーザーに検索体験を提供する必要があります。

これまでのGoogleは1つのコンテンツで検索ユーザーの悩みを解決できていれば上位表示できましたが、現在はGoogle検索ユーザーの悩みを解決できるコンテンツが網羅されているサイトが評価され上位表示さされるため、対策が必須となりました。

Googleが公式に発表する検索体験についての概念を「ユーザーエクスピリエンス」と呼び、Google公式サイトに重要な指標として掲載してあります。

  1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。引用元Google が掲げる 10 の事実

一般的なガイドライン※引用元:ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン) – Search Console ヘルプ

  1. Google がページを検出できるよう手助けする
  2. Google がページを理解できるよう手助けする
  3. 訪問者がページを利用しやすいよう手助けする

現在のコンテンツSEOは量より質が大切

SEOコンテンツとしての品質が低いページでサイトが網羅されていても、サイトの評価を高めることはできません。良質なコンテンツを制作にウェブサイト内に網羅的に掲載することで、ユーザーとGoogleからの評価が上がり、結果上位表示が可能になります。

【関連記事】SEOに強い記事を作成するために必ず押さえるべき19項目

検索順位を上げる鍵を握る対策キーワード決め

複数の狙っているキーワードで上位表示させるためには、ターゲットユーザーが検索するであろうキーワード、且つ競合サイトと自社サイトを比較して上位見込みがあるキーワードをSEO対策で狙う必要があります。この対策キーワード選びが、検索上位表示ための鍵となります。キーワードを選定するために必要なことが4つあります。

①ターゲットユーザーが検索するキーワード数を把握する

仮に狙いたいターゲットを「SEO対策を外注したいユーザー」とした場合、SEO対策を外注したいユーザーが調べるであろうキーワードの種類や数を調査する必要があります。

まだニーズが顕在化していない潜在層が検索するキーワードから、既にニーズが顕在化しているキーワードなど検索キーワードには、フェーズ毎の検索キーワードがあります。

SEO業界では対策するキーワード群を月間検索回数で、3つにカテゴライズしています。

・ビッグキーワード
月間検索ボリューム(目安)1万回以上のキーワードを業界用語で「ビックワード」と呼びます。
語数は1語(目安)が多く例えば「SEO」です。

・ミドルキーワード
月間検索ボリューム(目安)1000〜1万回以上
キーワードを「ミドルキーワード」と呼びます。
語数(目安)は2語が多く例えば「SEO 会社」「SEO 対策」です。

・ロングテールキーワード
月間検索ボリューム(目安)1000未満
のキーワード「ロングテールキーワード」と呼びます。
語数(目安)は3語が多く例えば「SEO対策 会社 おすすめ」です。

②対策キーワードの月間検索ボリューム

対策したいキーワード毎の月間検索ボリュームを調査して下記のようなイメージでまとめます。調査ツールは次のステップで紹介します。

キーワード表

SEOキーワードの選定は、SEO対策の成功を左右するほど重要な工程です。競合サイトに効率よく検索上位表示させるためのキーワード選定する基準と実際の選定の手順を詳しく知りたい方は「SEOキーワード選定のやり方(コツ)初心者でも1から実践できる選び方手順をお伝えしますをご覧ください。

③競合サイトと比較して対象キーワードの上位表示見込みがあるか 

選定したキーワード群の検索ボリュームを確認できたら、次は対策キーワードの1ページ目に表示されている競合サイトを調査します。

その際の調査ポイントは大きく以下の2つです。

・ドメインパワーを比較する

ドメインパワーとはWebサイトの被リンクを質、量、関連性に基づいてわかりやすく定量化した数値で100点が満点で計測されます。ドメインランク(DR)とよばれる指数自社のドメインパワーと、狙っている検索キーワード上位1ページに表示されている競合のドメインパワーを比較します。以下のツールでドメインパワーを無料で計測できます。上位1ページ目に表示されているサイト群と比較してあくまで参考イメージですが、ドメインパワーが40以上離れている場合は、高品質なコンテンツを作成しても上位表示が難しいです。

Ubersuggestツール:ドメインパワー計測URL

Ubersuggest

ドメインパワー概要、ドメインパワーが及ぼすSEO効果とドメインパワー向上させる方法について詳しく知りたい方は「ドメインパワーが検索順位に与える影響とSEO効果について解説します」をご覧ください。

・コンテンツ量を比較する

狙っている検索キーワードのテーマで競合サイトがどの程度コンテンツを保有しているかを確認します。新たにコンテンツSEOを取り組む際は、少量のコンテンツでも上位表示可能なテーマやキーワードを選ぶことをオススメします。競合サイトの保有コンテンツを調査するために使える方法は以下の2つです。

「site:」検索:「site:」の横に調査したい競合サイトを入力して検索すると。Googleにインデックスされているページ数の概算を出してくれます。競合サイトの保有ページ数を把握するために使用します。

「site:」「allintitle:」検索: 「site:」調査したい競合URL「allintitle:」対策キーワードを掛け合わして検索することで、競合サイトURLにGoogleに指定したキーワードをタイトルに含むページ数を算出してくれます。

④対策費用対効果を見込めそうか 

SEO対策は時間もお金もかなり費やします。たとえ上位表示できても、事業の費用対効果が合わなかったらとても残念なので事前にいくらかかるか相場を知っておくことで失敗の率を下げることができます。

SEO対策の費用対効果や外注相場について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください【関連記事】SEO対策にかかる費用【まとめ完全版】外注料金相場と業者選定ポイントを徹底解説。

SEO業者へ依頼する前に最低限必要な「予備知識」と「業者選定方法」を「SEO業者への依頼で失敗しないために必ず見て欲しい「予備知識」と「業者選定方法」におまとめしたので、これから依頼をご検討されている方はぜひご覧ください。

キーワード選ぶ際に使用するSEOツール3つ

①対策キーワードに関連するキーワード調査ツール

対策キーワードを入力するだけで、関連するキーワードを無料で一括で教えてくれるツールです。キーワードを選定する際に、漏れなく抽出するために使用するツールです。

関連キーワードツール
参考リンク:ラッコキーワードURL

②対策キーワードボリュームと関連キーワードを抽出ツール

GoogleキーワードプランナーはGoogleが提供しているツールで一部無料で使えますが、詳しく検索ボリュームを表示するにはGoogle広告に課金する必要があります。関連キーワードやラッコキーワードで集めたキーワード群のキーワード毎の検索ボリュームを調べる際に使用するツールです。関連キーワードも合わせて表示してくれるためとても便利なツールです。

Googleキーワードプランナー
参考リンク:キーワードプランナーURL

③サイト流入キーワードやドメインパワー/被リンク状況調査ツール

有料ツールですが、現場のWEB担当者使用率が最も高いツールです、URLを入力してボタンを押すと対象サイトの流入数、流入キーワードやキーワード順位、ドメインパワーや被リンク状況などSEO対策に必要な情報を網羅しています。欠点としては、英語で見た目が細かいため初心者には扱いづらい点です。

エイチレフス
参考リンク:エイチレフス

自社と他社サイトのアクセス分析のやり方と分析ツールをまとめた記事【関連記事】自社と競合サイトのアクセス数を調べる方法

併用して実施したいWebマーケティング手法

SEO対策の他に認知や企業ブランディング向上を図り、ウェブサイトへの閲覧数を上げる方法もいくつかご紹介します。

SNS運用

InstagramやTwitterを運用して企業情報や製品情報などユーザーと接触を多く持ちロイヤリティを高めたり新たなブランディングを構築したい時に使用します。SEO対策とは違い、顧客との関係性や認知の向上、採用活動のためにSNS運用をするケースがほとんどのため売上に直結ではないですが、SEOの視点からみてもSNSでの露出の多さやmフォローワー数もサイト評価の1つに含まれているため、中長期的な目線でSEO対策と並行して実施することをオススメします。

オンラインセミナー開催

BtoBサービスに相性が良い集客方法です。最近は問い合わせをする前に、オンライン上で比較検討をしてある程度依頼先企業の候補を絞ってから問い合わせをする傾向にあります。そのため、オンラインで潜在見込みユーザーに情報提供や勉強会を通じて、会社のことも知ってもらい、ニーズが顕在化した際にお声がけをいただくケースが増えているためBtoB企業のご担当者様は是非一度実施検討していただきたい集客方法です。

本を出版する

企業ブランディング要素が強いですが、本を出版することで上手くいくと業界での企業認知が一気に広まり企業名での検索数が爆発的に上がります。ハイリスク・ハイリターンな集客手法ではありますが検討余地はあります。

訪問ユーザーの再訪促す対策

アクセス数を増やすのは新規だけではありません。既に訪問したユーザーに向けてアプローチすることでコストパフォーマンスに優れた、アクセス増を見込めます。

MAツールを導入

MAとはマーケティングオートメーションの略で、Webサイトに訪れるユーザー情報を一元管理します。さらにサイト上の動きや訪問回数、頻度などから購買意欲をスコアリング数値化、ユーザー毎のニーズを把握して効率よく営業するいわゆるBtoBマーケティングに用いられる手法の1つです。

既にウェブサイトへの訪問者数や問い合わせ数、リード数が多い場合、MAを導入することで訪問ユーザーのニーズと購買タイミングを可視化して最適化して商談数を増やすことが可能です。

リマーケティング広告

リマーケティング広告

ディスプレイ広告の配信手法の一つであるリマーケティング広告では、ホームページを一度訪問したユーザーに対して、追跡して再度広告を表示させます。
SEO対策やリスティング広告でサイトに訪問した見込みユーザーに対してリマーケティングで追うことで申し込みを喚起し、取りこぼしを防ぎ効率のよい問合せの獲得ができます。

検索順位を上げる手順まとめ

最後に、検索順位を上げるために必要な手順をまとめると正しいGoogleの評価指標を理解した後に

①対策したいキーワードを決める

②ツールを使用して競合サイトを調査して、狙いたいキーワードで上位表示可能か確認する

③競合サイトが弱く、問い合わせに繋がりそうなロングテールキーワードから効率よく対策していく

検索順位は相対的に決まるものなので、自社サイトで狙えるテーマやキーワードを選んでSEO対策することを常に意識することが大切です。

当社サイト 主要キーワード順位状況

以下は、当社サイトの主要検索キーワード順位状況です。

自社サイトのSEOキーワード順位の結果が示す通り、私たちの専門性と経験を駆使して、サイト立ち上げから約2年で顕著な検索順位上位表示を実現しました。最新のSEO戦略と緻密なキーワード分析を組み合わせることで、お客様の可視性を高め、競合他社との差別化を図ります。

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